蓄膿症(副鼻腔炎)に効果的なツボと症状や原因!
蓄膿症(ちくのうしょう)、聞いたことありますよね?
私には関係ない!そう思っているあなたも知らないうちに発症していたかもしれません。
ただ、たまたま治っただけだったのかもしれません!
そこで、いつあなたが発症してもおかしくない、蓄膿症の原因、もしかしてあの時そうだったの?!
蓄膿症の症状、そして、おかしいな?と思った時の対処法を紹介します。
放っておくと、あのおそろしい病気の原因になるかもしれない「蓄膿症」。
目次
蓄膿症(副鼻腔炎)の原因は?
蓄膿症、聞いたことはあるけれど、原因って何なの?
まずは原因を知ることが大事です!
風邪
風邪によって発生した鼻の粘膜の炎症が、副鼻腔にまで広がり、蓄膿症を引き起こすことがあります。ほかにも、風邪ウイルスが鼻腔を通って副鼻腔内に侵入、炎症を引き起こすこともあります。
花粉症などのアレルギー症状
風邪と同じ、鼻腔内の炎症が、鼻の奥の副鼻腔にまで達することで蓄膿症を発症します。アレルギー症状は、副鼻腔の炎症も起こりがちになります。
鼻の中の鼻中隔が極端に曲がっている
鼻の中の形が原因になることもあります。子供の頃はまっすぐでも、成長とともに左右どちらかに曲がることも多いんです。極端に曲がっていると、片方の鼻の通りが悪くなり、副鼻腔内にも炎症が起こりやすくなります。
他にも・・・
- 歯の炎症
- 極端な偏食
- 大気汚染
- ストレス
なども原因として考えられています。
蓄膿症(副鼻腔炎)の症状は?
副鼻腔炎(慢性副鼻腔炎、急性副鼻腔炎)になると・・・
- 息がしにくくなる
- 口が渇き、口臭がキツクなる
- 鼻水が汚くなる
- 味覚がおかしくなる
- 猫背になりやすくなる
- 思考力がおちる
- 顔面痛がする
このような症状が続き、そのまま放置しておくと・・・
- 歯茎に痛みがでる
- 滲出性中耳炎・中耳炎などを併発する
そして、最悪・・・手術しか治療法がなくなる・・・
蓄膿症を放置しておくと危険性はあるの?
蓄膿症を放置していると、治療法が手術しかなくなると伝えましたが、その他にも、蓄膿症を放置していると・・・鼻の奥の炎症が繰り返され、膿もどんどん溜まっていきます。
膿が溜まっていく事により、鼻呼吸が困難になってきます。また、鼻の奥の粘膜も膨張し始め、鼻の奥の耐性が無くなり細菌やウイルスが侵入しやすい状態になってしまいます。
それから、鼻と繋がっている目元や口元にも影響を及ぼし始めるのです。そこから症状でも紹介したように、歯茎の痛みや味覚障害が出始めるのです。そして・・・蓄膿症が酷くなると頭痛を感じるようにもなります。
場合によっては、鼻の奥の耐久性が無くなるので鼻腔がんに掛かる可能性もあるのです。
蓄膿症の頭痛や鼻づまりに効果的なツボは?
そんな蓄膿症を招くかもしれない、鼻づまりに効果的なツボがあります。
頭痛に効果的なツボ:天柱 / てんちゅう
うなじの中央の窪みから、外側にそれぞれ3センチ位離れたあたりにあります。
鼻づまりに効果的なツボ:【印堂】(いんどう)
眉間にあり、眉毛と眉毛の間、ちょうど顔の半分の線にとります。
蓄膿症(副鼻腔炎)の治療に漢方は効果的なの?
実は蓄膿症には、「漢方」も効果的なんです。
なかなか病院へ受診できない!そんな時もまずは漢方で様子をみるのもおススメです。
漢方薬も品質が有りますので、症状や体質に合った「品質の良い漢方」を選びましょう。
そして服用法は、温かい飲み物で飲んだほうが効果は高い!
このように自分ですぐに対処できる方法を知っておくのも蓄膿症対策の一つです!
蓄膿症(副鼻腔炎)の治療は?病院は何かに行けばいいの?費用は?
蓄膿症にかかったら、耳鼻科に行きましょう。
蓄膿症じゃないかも・・・そう感じてもまずは耳鼻科を受診しましょう!
慢性副鼻腔炎の治療は・・・
抗生物質の長期服用
急性副鼻腔炎の原因は「菌による感染」であるため、抗生物質が有効。マクロライド系抗菌薬を少量ずつ、長期に使用すると有効な場合があります。
鼻水の吸引とネブライザー療法
鼻水を吸引した後に、霧状にした抗菌薬を鼻から吸い込み、自然孔を開きます。自然孔が開けば、ネブライザー治療を行います。
たまった膿の洗浄
膿を吸出し、副鼻腔をキレイに洗浄します。
プレッツ置換法での洗浄法
片方の鼻を押さえて、生理食塩水もしくは薬液を鼻に流し込みます。液を流し込んだ方に、空気を吸い出します。繰り返し行うことで、薬液と膿が徐々に吸い出されてきます。
穿刺洗浄での洗浄法
上顎洞の膿取りに使用されるメジャーな方法。鼻腔と上顎洞の間にある薄い壁に針を刺し、膿を吸引します。
手術
鼻の粘膜の部分を手術します。粘膜が正常に戻るまでに少し時間がかかるため、数日の入院も必要です。
手術の場合は高額医療になります・・・
高額療養費制度も利用できますが、その名と通り、高額な費用がかかります。手術費用以外にも、手術前の費用、薬代、術後の診察代・薬代などがかかりますので、負担は大きくなります。
蓄膿症のまとめ
いかがでしたか?今回、意外に知らない蓄膿症の原因、そして対処法、治療法をまとめました。
蓄膿症は、誰でも発症の可能性があります。そのため、知識が必要になります。
発症が分かった時の症状によっては、高額な費用がかかり、また取り返しのつかない病気に繋がるかもしれません。
あれ?と感じたら、すぐに紹介した対処法を取り入れ、すぐに病院を受診するようにしましょう。