咳止めの薬の選び方とおすすめの市販薬や副作用について!
咳がなかなか治らずに、風邪かな?と思いながらも、仕事が忙しく病院へ行くことができない・・。
社会人として働いていると、誰しも一度くらいはこのような経験があると思います。
そのような時、頼りになるのがドラッグストアですよね。
ドラッグストアなら仕事の都合に合わせて行くことができますし、長い待ち時間に大切な時間を削られる心配もありません。
しかし、ドラッグストアには数多くの咳き止め薬が売っているため、どれを選んだらよいのか悩んでしまいがちです。
そこで今回は、咳き止めの薬の選び方や、おすすめの市販薬をご紹介したいと思います。
目次
よく効く咳止めの薬の選び方のポイント
ドラッグストアで市販の咳き止め薬を買う場合には、パッケージに注目してみましょう。
風邪薬の代表的な市販薬と言えば「総合感冒薬」がありますが、これは風邪の諸症状(咳や熱、のどの痛み、鼻水など)に効く成分が配合されているため、咳に効く薬を求めるには効果が薄くなりますし、不必要な成分まで体に取り込むことになります。
このため、咳き止め(鎮咳薬)と大きく書いてある薬ほど、その成分が多く入っているので、まずはそちらをチェックして下さい。
次に、咳の種類を見極めましょう。
咳と一口に言っても、乾いた咳と痰が絡んだ粘着性のある咳とに分かれます。
乾いた咳の場合は咳嗽中枢に働きかけるもの、痰が絡む咳の場合は去痰作用があり気管を拡張するものを選ぶのがよいでしょう。
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咳止めの薬の副作用や注意点!授乳中や妊婦は大丈夫?
咳嗽中枢に働きかける咳き止め薬に含まれる成分は、麻薬性鎮咳成分と呼ばれており、依存性があるため長期の服用は避けて下さい。
また、副作用として便秘や眠気があることから、服用後に車の運転をするのも止めましょう。
次に、気管拡張効果のある咳き止め薬に含まれる成分には、血圧や心拍数の上昇が起こることから心臓病や糖尿病などの持病を持つ方は使用に注意が必要となります。
この他、市販の咳き止め薬は15才以下の服用が不可のものや、妊婦や授乳中の方が使用できないものなどがあります。
そのため、薬剤師に相談するか、かかりつけ医(妊婦の場合は産婦人科医)に相談するのがよいでしょう。
場合によっては副作用の少ない漢方薬を勧められることもあります。
よく効く咳止めの薬【市販薬】おすすめ5選!
咳き止めの選び方や注意するポイントがわかったところで、実際にどれを買うか悩んだ時の参考のために、おすすめの咳き止めの市販薬をご紹介したいと思います。
新ブロン液エース
咳嗽中枢に働きかけるジヒドロコデインリン酸塩が市販薬で最も多く含まれています。なお、こちらの商品は1人につき1本の販売となっていますので注意しましょう。
販売会社:エスエス製薬
ストナ 去痰カプセル
L-カルボシステインと塩酸ブロムヘキシンの2つの働きが、痰の絡む咳を素早く鎮めてくれます。8才から飲むことができる市販薬です。
販売会社:SATO製薬
アネトン咳き止めZ液
痰を出しやすくするだけではなく、咳嗽中枢や気管支に作用して咳を出にくくする効果もあります。
販売会社:武田薬品工業
コンタックせき止めST
咳と痰に特化した成分が含まれており、また1回飲むと12時間継続して効き目があるため、朝晩の2回飲むだけでよい薬です。
販売会社:gsk
ミコルデ錠A
テオフィリン、塩酸メチルエフェドリンの2つの成分が気管支を広げて咳を鎮め、3種類の生薬が痰を除去します。
販売会社:SATO製薬
咳止め薬のまとめ
市販の咳き止めはあくまでも対処療法であり、咳の原因を根本から治すわけではありません。
また、長く続く咳は風邪以外にも様々な病気が考えられますので、市販薬を飲んでも治らない場合はただちに病院へ掛かるようにしましょう。