急性胃腸炎の潜伏期間や治療の仕方!
一度は耳にしたことがあり、もしかすると気付かない間にあなたもかかっていたかもしれない!
そんな身近な病気、「急性胃腸炎」。
今回、この急性胃腸炎について、勉強しましょう。
というのも、この急性胃腸炎が、ほんとう身近な病気だからです。
そして、その症状を見落としてしまうと、悪化の原因、回復の遅れに繋がります。
今回、しっかりと原因を知ることで、毎日の予防につなげましょう。
そして、あれ?なんかおかしいぞ!そんな時の対処法も身に付けておくといいですよね!
目次
急性胃腸炎とは?その原因はストレス?症状は?
急性胃腸炎(きゅうせいいちょうえん、英: acute gastroenteritis)とは、急性に発症する胃腸症状を主体とした症候群である。殆どは感染性胃腸炎で、中でもウイルス性のものが圧倒的に多いが、一部に細菌性のものがある。病原体に汚染された食物が原因であれば食中毒であるが、例えば黄色ブドウ球菌のエンテロトキシンによる食中毒は、症状がウイルス性腸炎と極めて類似するため、急性胃腸炎と診断される可能性がある。
出典元:wikipedia
急性胃腸炎の原因
原因は様々挙げられますが、主にこのような原因が考えられています。
- 暴飲暴食
- 細菌・ウイルス
- クスリ・薬物の多用
- 過度なストレス
【暴飲暴食】
胃が荒れる原因の一つがこの、“暴飲暴食”です。胃への負担が大きくなり症状悪化の原因となります。
【細菌・ウイルス】
細菌の原因菌と言われているのが、
- サルモネラ
- 腸炎ビブリオ
- カンピロバクター
- O-157
ウイルスの原因菌
- ノロウイルス
- ロタウイルス
【クスリ・薬物】
- 急性胃腸炎の原因となりやすいクスリ
- 非ステロイド系消炎
- 鎮痛剤ステロイド剤
- 抗がん剤
【過度のストレス】
急性胃腸炎の原因を考えると、ほとんどが細菌やウイルスを原因として考えます。しかし、ストレスが原因で「急性胃腸炎」という診断を受けた人も少なくはないでしょう。
ストレスと急性胃腸炎?
人の脳は、ストレスを受けると脳に刺激が送られます。
この刺激が、自律神経から消化管へと移動することによって、胃の働きが進みます。
過度なストレスを受けていると、この胃の働きが活発になり、胃酸が必要以上に出てしまい、結果的に胃粘膜が荒れてしまうことがあるのです。
次に気になる症状は?
急性胃腸炎の具体的な症状
- 腹痛
- 発熱
- 激しい下痢
- 嘔吐
- 発熱
- 倦怠感
- 胸やけ
- むかつき
急性胃腸炎の潜伏期間と種類!
急性胃腸炎と言っても、食中毒から風邪まで、原因は様々。大きく分けて、細菌性とウイルス性の2種類があります。
細菌性の急性胃腸炎
【細菌性の急性胃腸炎の種類】
- カンピロバクター
- サルモネラ
- 腸炎ビブリオ
- O-157
この細菌性が原因の急性胃腸炎は夏場の食中毒で耳にする原因菌が多いんです。食べ物の管理や調理方法に気を付けましょう!
ウイルス性の急性胃腸炎
【ウイルス性の急性胃腸炎の種類】
- ノロウイルス
- ロタウイルス
- アデノウイルス
潜伏期間:1~3日
急性胃腸炎はうつったり感染したりするの?
大きく分けて、細菌性とウイルス性の2種類がありました。
気になる感染・・・注意が必要なのは?
ウイルス性の急性胃腸炎です。
感染の速さは異常に早く、一気に感染してしまいます。
もちろん、細菌性の急性胃腸炎なら平気!というわけではありません。食中毒で耳にする原因菌、もし同じものを食べていたら同時に発症してしまいますよね。
急性胃腸炎の治し方
まずは水分補給です。
下痢や嘔吐で体内の水分量が著しく減少します。こまめな水分補給が必要です。冷たくない白湯がおすすめ。どうしても、胃が痛くて受け付けてくれない、そんな時は病院で点滴を打ってもらった方が安全です。
食事制限
胃腸の粘膜が荒れて、傷んでいる状態。胃に負担をかけるのはとても危険な行為です。食べるとしてもまずは、
固形物の無いスープ
↓
流動食に近いヨーグルトやプリン
↓
具材の入ったスープや味噌汁
↓
お粥やうどんなど、香辛料など刺激が少なく消化に良い物
このように、胃に与える刺激をおさえながら食事をしていきましょう。
そして・・・
これだけは絶対にダメ!危険な行為って?!
- きつい下痢止め
- 吐き気止め薬の服用
ウイルスや細菌などの物質を体内から出そうとする自然治癒力の働き。無理に止めると腸内に菌が居続け、回復が遅れる恐れがあります。
急性胃腸炎にかからないための予防法は?
急性胃腸炎には特効薬的な対処方法がありません。急性胃腸炎は予防こそ大事なんです。
石鹸でしっかりと手洗い&うがい
ウイルスの感染を防ぎ、二次感染の予防にもなります。
マスクをして感染予防
ウイルス感染予防のために、冬場はマスクをして外出しましょう。
夏場の食物はしっかり加熱する
細菌が繁殖しやすい夏場は特に、しっかりと加熱消毒して調理しましょう。特に、つくりおきの食品や生の魚介類や生卵、乳製品、ペット、鶏肉、川や井戸の水には注意!
日頃からストレス解消を意識する
ストレスを感じたら運動や趣味、自然を感じるなど解消する術を身に着けておくことが肝心です。
急性胃腸炎のまとめ
いかがでしたか?今回、急性胃腸炎について勉強しました。
季節関係なく、誰にでも発症の恐れがある、恐ろしい急性胃腸炎。
原因も様々、原因を知ることで解消できるものもあります。
しかし、思いもよらず病院で急性胃腸炎と診断を受けてしまったら?
その時はしっかり対処したいですよね?そして、まずは「予防」です!
急性胃腸炎に負けない!元気で健康な体つくりをしましょう。