目に良い食べ物や食品は、ブルーベリーだけじゃない!
目に良い食べ物と聞いて、真っ先に思い出すのが「ブルーベリー」ですよね。
フランスでは、戦闘パイロットやヘリコプター操縦士など、特殊な勤務に就き目を酷使していると思われている人に、ブルーベリーに含まれるアントシアニンを使ったブルーベリー製剤を与えたところ、明らかな疲労の減少や夜間飛行時の視界の順応を感じたようです。
勿論これはあくまでも「人の感じ方」ですが、ブルーベリーは昔から目に良い食べ物として認識されていたようです。
しかし、日本ではブルーベリーを食べる事はあまり一般的ではありません。せいぜい、ジャムをパンに塗ったり冷凍のものをスムージーにして飲むくらいでしょうか。
せっかく目に良いとされている食べ物なだけに、これは少し残念な事ですよね。
では、ブルーベリー以外には目に良いと言われている食べ物はないのでしょうか?
目に良い食べ物や食品5選!
目に良いたべものは実はブルーベリーだけではありません。かなり身近にあって、何気なく食べているものの中にも目に良いとされている成分が含まれるものはたくさんあるのです。今回はその中の5つをご紹介しましょう。
いちご
いちごに代表される果物には、多くのビタミンが含まれています。中でもビタミンCには目の病気に対する予防効果があるのが明らかとなっており、さらに目の粘膜の生成や水晶体の保護に役立つとされているので、毎朝ビタミンたっぷりの果物を食べるのは目にとってもよい事なのです。
豚肉
豚肉は疲労回復に欠かせない食材として認知度が高いですが、実は目の疲労にも役立つ食材です。目を酷使する場面というのは様々にありますが、仕事上パソコンを使いながら計算をしたり文章を考えたりしている人は、目と共に頭や神経も非常に疲れている場合が多く、そして脳を働かせると消費されるのがビタミンB1。このような理由からビタミンB1が豊富に含まれている豚肉を食べると、脳は勿論ですが眼精疲労も回復すると言われています。
ほうれん草
目の水晶体や網膜に含まれるルティンという成分は、紫外線から目を守る働きをしていますが、年齢が高くなるにつれて減少していきます。そのためルティンを多く含む食材を積極的に食べる事は目を保護する上で欠かせません。ルティンは主に緑黄色野菜に含まれていますが、中でも「緑の野菜の王様」と呼ばれるほうれん草はルティンを豊富に含んでいます。
マグロ
魚に含まれる脂肪酸には、ドライアイを改善する働きがあると言われています。また、頭が良くなる成分として一時期話題になった「DHA」は子供の近視の予防にも効果があるとされています。
ナッツ
ナッツ類にはビタミンEが多く含まれますが、ビタミンEには抗酸化作用があり老化を防いでくれるので、疲れ目などの年齢の衰えを感じる目の不調には特に効果があると言われています。
目に良い食べ物のまとめ
目の疲れが続くと、頭痛や肩こりなどの二次症状が現れる事もあるので、早めに回復させたいものですよね。
上記の食材を上手に使って、目に優しい食生活を送って下さい。