生理前に豆乳を飲むとダイエットできる理由
生理前の前兆に体重増加は一つのポイントになっていると思います。
そんな中、生理の1週間前から豆乳を飲むだけで生理後に痩せると話題の生理前ダイエット法を紹介します。
なんか、体がむくむ、重い・・・女性なら首をたてに振っているでしょう。
太りやすいといわれる生理前に「豆乳」を飲んで痩せやすいカラダになるってホントなの？
本当です！生理前に1週間「豆乳」を飲むだけで痩せることができるんです。
そんな耳を疑う情報を提供します。
目次
なぜ、生理前は太りやすく痩せにくいのか
排卵期を過ぎると「母ホルモン」と呼ばれるブロゲステロンが増加し、体は妊娠準備を始めます。
そのため生理前は、食欲が増加し、代謝が落ち、脂肪がつきやすく、老廃物や水分をうまく排出できずむくむ、といった症状が現れるためとても太りやすいといえます。
おまけに精神的に不安定になり、食欲を抑えられず、活発さもなくなるためダイエットには向いていません。
生理前に行う豆乳ダイエットって？
最近、注目されているのが、生理周期に合わせて豆乳を飲むことで痩せると言われている｢豆乳ダイエット｣です。
豆乳はもともとヘルシーな飲み物ですから、ダイエットに限らず毎日飲んでいらっしゃる方も少なくありません。
コンビニなどでも手軽に入手できますし、プレーンな味からコーヒー、いちごなどいろいろなフレーバーもあります。
豆乳を飲むだけで痩せちゃう？体重や体型が気になる女性にとっては、そんな気軽でヘルシーなダイエット法、ぜひ試してみたいですよね。
生理前7～10日を目安にスタート
具体的に豆乳ダイエットの方法をご紹介します！
本当に簡単なのですが、ポイントとなるのは「飲み始めるタイミング」です。
豆乳ダイエットは、生理周期に合わせて飲むとダイエット効果があると言われています。
豆乳には、生理前に脂肪や水分をため込むことを防いでくれる働きがあります。
豆乳に含まれる栄養素はじつに豊富で、脂肪の吸収を抑え、基礎代謝を高め、脂肪や老廃物の排出をスムーズにしてくれるなど、ダイエットはもちろん美容の面でも効果抜群です。
生理が始まる7～10日前から1日に200mlを飲みます。
飲むタイミングは食事の前。これは空腹状態の方が、体内の吸収率が高いですし、便通が良くなると言われているからです。
豆乳は生理が始まるまで飲み続けましょう
そしてココが最大のポイント！生理が始まったら、豆乳を飲むことをやめる！
たったこれだけのダイエット法です。普段の食事を無理することもガマンすることもありません。
生理前に豆乳を飲むタイミングと量は？
生理前に豆乳を飲むタイミングは？
生理予定日の7～10日前から毎日豆乳を飲みます。
いつ飲むと効果的なの？
なるべく食前（朝食）に飲みます。
豆乳を飲む量は？
1日200ml程度にしてください。
なぜ生理前の豆乳がダイエットにいいのでしょう？
女性の身体は2つの女性ホルモンバランス変化で、精神的に不安定な状態になることがあります。
特にプロゲステロンが優位な生理前1週間と徐々にエストロゲンが増えていく生理中は、精神が不安定になりやすく、食べることで精神を安定させようとする傾向にあります。
そこで注目されたのが豆乳です。
豆乳（大豆）に含まれているイソフラボンは、エストロゲンと似た成分構造を持ちます。
そのためエストロゲンを運ぶ役割をする受容体は、イソフラボンをエストロゲンと間違えて細胞に運びます。
すると身体はホルモンバランスの変化が緩和されていると認識し、生理前や生理中の精神不安が軽減され、過食も抑えられるようになるのです。
そのため生理前に飲むとダイエットに効果的なのです。
そして、豆乳の持つ成分、効果に答えがありました。
豆乳成分と効果
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンはエストロゲン(女性ホルモン)と似た働きを持ちます。足りない分は補給、多すぎる場合は減少と、まさに神的な働きがあります。
大豆サポニン
腸内の絨毛を縮小、そして脂肪・糖質の吸収を遅らせる効果もあります。
満腹中枢を刺激して食べすぎを防止効果も！
大豆たんぱく
動物性に比べて低カロリー。大豆たんぱくは基礎代謝を上げ、余分な脂質を排出します。
大豆ペプチド
吸収してしまった脂肪の燃焼を促します。
基礎代謝を高め、運動しなくても脂肪燃焼効果発揮。
カリウム
むくみの原因となる過剰なナトリウム排出効果を持っています。
ビタミンＥ
毛細血管の血流を促して、血行をよくすることで体内の働きが活発になります。
オリゴ糖
腸内環境が整うため便通改善。個人的に、この成分・効果に注目してしまいました。
マグネシウム
神経やホルモン分泌臓器などの働きを調整する→イライラ予防・食欲コントロール
どうしても、些細なことでイライラしてしまいませんか？
かといって言い訳として大きな声では言えないし・・・。
話は少しそれましたが、しかし豆乳効果はかなり期待できそうですよね？
生理前や生理中に豆乳ダイエットをするはどうすればいいの？
上手な豆乳生活で、生理前の体重増加を解消、さらにダイエット効果を得ながら、あのイライラからおさらばしましょう。
飲めばいいは、大間違い
豆乳に含まれるエストロゲン、摂取量の上限があります。上限摂取量70～75 mg/日です。飲み過ぎに注意しましょう。
即効性はありません
早速、今月そろそろ生理が来るから豆乳、豆乳・・・ん？変わらないけど・・・もちろんいきなり効果が出るわけでは、ありません。
まずは体内に豆乳を摂取することから始めましょう。
実は・・・
生理が始まったら、いったん豆乳摂取をやめることがポイント！というか、最も大事なポイントです。
飲んではいけない！ということはありませんが、ダイエット効果を得るためには、豆乳効果を体に染みつけるより、生理前の摂取で、しっかり反応させることがコツです。
生理前の豆乳ダイエットの注意点
イソフラボンを大量に摂りすぎるのは好ましくありません。
食品安全委員会では、毎日、長期間摂取する場合の平均摂取量の上限値目安を「70～75 mg/日」としています。
ちなみに無調整豆乳200mlに含まれるイソフラボンは、だいたい45～50㎎くらいです。
痩せたいからと過剰に豆乳を飲むのは控えましょう。
きちんと容量を守って飲むからこそ効果が感じられるのだと思います。
生理前は太りやすいのになぜダイエットできるの？
この答えは、豆乳の成分・効果でなんとなく見えたかとは思いますが、そもそも、生理前は太る＆体が重く感じる理由はどうしてでしょう？
それは、月経前症候群によるものでした。
月経前症候群とは、心と体に起こるトラブルの総称。
生理が始まる約2週間前頃から現れます。
月経前に卵巣から多く分泌される黄体ホルモンという女性ホルモンによって起こるそうです。
黄体ホルモンの分泌が増える？
細胞に水分・塩分を蓄え、脂肪の代謝を遅らせ蓄えようと体が反応します。
生理前の体重増加、むくみ、便秘、肌アレの症状も黄体ホルモンの分泌増加が関係しています。
そこで、豆乳成分の効果発揮に期待なのです。
おさらいしておきましょう。
満腹中枢を刺激して食べすぎを防止、大豆たんぱくは基礎代謝を上げ、余分な脂質を排出、基礎代謝を高め、運動しなくても脂肪燃焼効果発揮。
むくみの原因となる過剰なナトリウム排出効果、腸内環境が整うため便通改善。
そして、個人的興味のある効果、イライラ予防・食欲コントロール効果がありましたね。
生理前豆乳ダイエットのまとめ
生理前の豆乳ダイエットは、ぜひおすすめです。
体にも心にも効果を発揮してくれる「豆乳」。
「いかに老廃物や脂肪を溜め込まないで生理を迎えられるか」がポイントです。
そのためには生理予定日の7～10日前から毎日、食前（朝食）30分前に200mlの豆乳を飲みます。
たったそれだけで生理後に痩せることが簡単にできます。
ぜひ、まずは生理前から摂取してみてはどうでしょう？