食物繊維のとりすぎに注意!
体に良いと言われる「食物繊維」。
食物繊維の摂取で得られる一番の効果は、便秘解消と言われます。
働きとしては、体内に摂取された食物繊維は腸内で効果を発揮します。
ゆっくり移動しながら、溜まった老廃物を吸収し排出へ促したり、膨張効果で腸内のぜんどう運動を活発にし、排出効果を発揮したり・・・。
そして腸内洗浄にも役立っています。
腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす、という腸内環境をキレイに保つ、役割を持っているのです。
しかし、テーマにもあるように摂り過ぎ、過剰摂取ですね。
過剰摂取によって、食物繊維の働きが体内に悪い影響を与えてしまうこともあるのです。
せっかくの食物繊維、しっかり摂取出来ればあなたの腸内環境は素晴らしくキレイに保てるのに、間違った摂取から、間違った効果を得ることになりかねません。
今回、しっかり勉強しておきましょう。
目次
食物繊維をとりすぎるとどうなるの?トラブルやデメリットは何?
【食物繊維摂取のメリット】
知っている方も多いでしょう、認識も十分されているでしょう。
先にも話しましたので、分かるとは思いますが、デメリットとの比較をしたいので、簡単にまとめます。
- 腸内のぜんどう運動を促し便秘解消
- 老廃物を吸収し排出効果
- 腸内に善玉菌を増やし、腸内環境を整える
- 腸内環境が整うことで、美肌効果
- 満腹感を得ることで食べ過ぎ防止
ここに比較してデメリットを見ていきましょう。
【食物繊維摂取のデメリット】
- 偏った摂取で便が硬くなり便秘の原因
- 過剰摂取で栄養バランスが崩れ、体調を崩す
- 便秘解消に体質が合わず、悪化の原因
- 食物繊維摂取で必要な成分を排出
- 体内の水分の吸収作用から水分不足で便秘の原因
- 2種類の食物繊維を知らず、効果が出ない、または悪化
食物繊維の摂取を避けたくなるようなことばかり・・・
しかし、ここで分かっていて欲しいのは、食物繊維は体内で大事な役割を持っています。
デメリットで挙げられている症状は知識があれば何も問題ないということです。
便秘解消に良いのに、便秘の原因、悪化にも繋がるってどゆこと?
食物繊維をとりすぎると「オナラ」が多くなるの?臭いは?
便秘解消に良いのに、便秘の原因、悪化にも繋がるってどゆこと?
この問いには最後にしっかり答えを出します。
その前にこの気になる問い・・・「おなら」。
日頃から、プッププップ、おならが出やすい人、出にくい人、いると思いますが、出やすい人、意外と悩んでいますよね?
なんか、お腹が緩かったり、張っていたり、腸内が荒れている様な匂いに悩んだり。
おならの原因に、食物繊維が関わっているんですが、何だと思いますか?
おならが出る仕組みの一つに、体内で発生したガスが音を立てて出てきます。
この「体内で発生したガス」、通常、食物繊維の摂取で腸内の老廃物を排出してくれますが、うまく食物繊維の摂取が出来ていなければ、体内に老廃物は溜まり続けます。
そして時間が経つにつれて、老廃物は発酵・・・。
発酵された老廃物が起こすのが「ガス爆発」。
発酵の時間が長ければ、長いほど、匂いが・・・臭くなるんですよ。
食物繊維の正しいとり方は?どういう対処をすればいいの?
では、便秘解消に良いのに、便秘の原因、悪化にも繋がるってどゆこと?
この問いの答えと一緒に、食物繊維の正しい摂取方法を紹介して終わりにします。
便秘解消に良いのに、便秘の原因、悪化にも繋がるってどゆこと?
はい、これには食物繊維は、実は2種類の食物繊維がある!ということがキーです。
「水溶性食物繊維」、「不溶性食物繊維」、この2種類の上手な摂取で腸内環境が整えられます。
水溶性食物繊維、これは水に溶ける食物繊維、ゆっくり移動しながら、溜まった老廃物を吸収し排出、この働きを持っています。
不溶性食物繊維、膨張効果で腸内のぜんどう運動を活発にし、排出効果を発揮しています。
つまり、元々お腹の調子が悪い時に、不溶性食物繊維の摂取が続くと、ぜんどう運動の刺激が逆効果、悪化に繋がる・・・ということです。
便秘解消効果の適切な摂取は「不溶性食物繊維 2:水溶性食物繊維 1」。
日頃から意識していたら問題ありません。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の違いは何?どういう効果があるの?
食物繊維をとりすぎるとどうなるの?のまとめ
食物繊維のデメリット、間違った摂取から出る症状、まとめましたが解決策は、知識。
知識があれば大丈夫。
そして不溶性食物繊維 2:水溶性食物繊維 1の摂取に意識をおくこと。
水分の摂取ももちろん大切です。
今回の知識で、あなたの腸内環境はキレイに保てるのではないでしょうか?
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