水溶性食物繊維の効果と便秘解消の関係
水溶性食物繊維と便秘解消。
何か関係あるの?
ありますよ!大いにあります!
- 「最近、出たのいつだっけ?」
- 「そういえば、お腹がはっている」
- 「体が重たい・・・。」
あ!サプリサプリ!あ!便秘薬があった!とついドラックストアでかごに入れていませんか?
その前に読んでみてください!
便秘で悩むあなたのかごの中に、本当に必要なものが分かります。
目次
そもそも水溶性食物繊維って何?
【水溶性食物繊維】
水溶性食物繊維、簡単に言うと「食物繊維」です。
水に溶ける食物繊維、ネバネバ、サラサラ系があり、昆布やわかめに含まれています。
【水溶性食物繊維の働き】
ネバネバの粘着性から、胃腸内をゆ~っくり移動、つまり腹もちが良くなり食べ過ぎ防止効果があり、大腸内で発酵、分解の働きをすることで腸内洗浄、老廃物排除に繋がり、食べすぎ防止にプラス、便秘改善効果を持っているのです。
水溶性食物繊維の働きと特性は?特に便秘解消にどう役立つの?
なんとなく分かった・・・けどいまいちピンとこない。
【便秘解消効果、その1】
水溶性食物繊維は水に溶ける食物繊維。
ここがポイントです。
水溶性の食物繊維を体内に吸収します。
すると水溶性の食物繊維は水に溶ける食物繊維なので、体内の水分に溶け込み、水分をたっぷり吸収しながらゆ~っくり移動します。
ここで「ゲル化」し、胃や腸に残された老廃物を大腸まで運んでくれる働きをしているのです。
もちろん硬くなった便も、一緒に運んでくれて移動中に適度な軟さに変えてくれながら、排出してくれるのです。
【便秘解消効果、その2】
水溶性食物繊維は腸内で、なんと「オリゴ糖」に変わっていくのです。
ゲル化し、老廃物を一緒に運びながら、オリゴ糖パワーで腸内洗浄もしている。
結果、便秘解消効果に繋がるのです。
【便秘解消効果、その3】
腸内環境と便秘の原因に関係があるのは、お分かりですよね?
胃腸内がキレイ=老廃物の排出が正常に出来ている。
つまり、便秘の原因を追及すると、腸内環境は大きく関わっています。
水溶性食物繊維、口にすると水分を含み満腹感が得られます。暴食を抑え、糖質の吸収を抑えてくれているのです。
糖質、脂肪分の吸収を抑えることで腸内環境を保ってくれ、これもまた便秘解消のポイントです。
納得できましたか?
仕組みを知ると面白いですよね?
例えば、わかめ。
わかめを口にすると体内では水分を含み、そのかたまりはゆっくり体内を移動。
移動しながらも水分を含み、膨張しながら、人は満腹感を感じ、移動中に取り残された老廃物も吸収しながら、排出へ導いてくれているなんて(笑)
水溶性食物繊維の種類は?
最後に、水溶性食物繊維の成分についてまとめます。
堅苦しく、難しくならないようにまとめてみました。
【様々な成分】
- グルコマンナン
ネバネバの元。この成分のおかげで体内のゆっくり移動。
- アルギン酸
腸内で水分を吸収する働きをしているのが、この成分。
- グアーガム
ゲル化にしてくれる成分はこれ。
他にも様々な成分が、それぞれの役割を果たして腸内洗浄に役だっています。
水溶性食物繊維を多く含む食品!どんな野菜や果物に含まれてるの?
水溶性食物繊維の効果!本当に便秘解消に役立っているの?のまとめ
いかがでしたか?
ドラックストアの前に、スーパーでわかめ、昆布、リンゴ、バナナ、ニンジン、キャベツ、かごに入れて、その食品を体内に取り入れてみませんか?
仕組みが分かれば、ん?という疑いも少しは薄れたかと思います。
ぜひ、食品から摂取しましょう。
そして腸内環境を常にキレイに保ちましょう。
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