葉酸の過剰摂取や副作用は大丈夫?
葉酸を体内に取り込むことはいいことです。
でも何にでも限度というものがあるように、やはりどんなに体に良くても摂り過ぎ、もしくは「葉酸」に偏り過ぎは良くないですよね。
摂取するようにとは言っても、適度って?という疑問がでるのも当然です。
そんな適度な量、つまり安心量はどれくらいなのでしょう。また葉酸には、副作用があるのでしょうか?
目次
葉酸を摂りすぎるとどうなるの?
葉酸の過剰摂取で起こりうる症状。
- 不眠症
- 食欲不振
- 吐き気
- むくみ
- 皮膚にでるアレルギー
などが挙げられます。これは妊娠中に出る症状では?
と、思いますよね?
こういった妊娠中の症状を抑える役割のある「葉酸」なので、過剰摂取をしてしまうと、妊娠中の体の変化を和らげることが出来ない!と考えるといいかもしれません。
そして!
葉酸の過剰摂取で副作用が起こる?
この問いの答えは・・・
副作用は起こりません!(現在、葉酸の過剰摂取で副作用が起こったという例はありません)
そして、妊娠してから摂取し始めた栄養だから、少し心配・・・という問いには、一時的な葉酸の過剰摂取に体が悪い変化を起こすこともありません。
そもそも、葉酸は体内に必要な成分で、体は欲しています。
そして意識して葉酸を摂取していても人間に必要な一日の摂取量を初めから取り入れるということは出来ないのです。
まず、葉酸を多く含む食品の表を見た時の含有量と、実際に口にした時の含有量は、あきらかに違います。
それは、火を通すことが原因なのですが、食事では、なかなか補えない一日の理想摂取量に満たそうとサプリを併せるように、サプリが販売されているのでしょう。
まずは、過剰摂取で心配するよりも必要量を摂取出来ているかを考えるようにしましょう。
調べてみると、えっ?全然足りてなかった・・・と気付くかもしれませんよ。
葉酸を摂りすぎたときママや赤ちゃんへの副作用ってあるの?
過剰摂取の問題が少し解決しても、気になるのは胎児への影響。
妊娠から、たくさんの胎児に与える悪影響なモノは避けてきている。
そして、胎児に必要な栄養をたくさん摂っている。摂りたい。
でもなんらかの影響を与えるのでは・・・?という不安を解決しましょう。
葉酸の過剰摂取で胎児に影響する症状。
- ぜんそくリスクを高める
一番、原因になるのはぜんそくだと言われています。
赤ちゃんの咳込む姿は見ていて苦しい気持ちになりますよね?
ぜんそくのリスクを高めてしまう、過剰摂取は避けましょう。
しかし、本当に過剰なのか?まずはそこから考えましょう。
葉酸の過剰摂取にならないために気を付ける点は?
では、最後に葉酸摂取の注意点をまとめます。
葉酸の摂取をサプリメインで行うことは、一種の薬と同じです。
病院から処方される薬も市販の薬も過剰摂取を避けるよう、注意書きが必ずあります。
薬の過剰摂取で、発熱、神経障害、じんましんなどの症状が出ることもありますので、サプリは簡単に口に出来るものですが、サプリに頼り過ぎるのは辞めましょう。
体調が落ち着いてきたら、食品からの摂取、足りない分をサプリで補う!そうゆう風に付き合っていくのが正しいですね。
葉酸の摂取基準は年齢、環境によって異なります。
それでも、胎児から必要と言うだけあってしっかり0ヵ月から必要量はありますよ。
【葉酸の摂取基準】
0ヵ月~5ヵ月 | 40mg | 8歳~9歳 | 190mg |
6ヵ月~11ヵ月 | 65mg | 10歳~11歳 | 240mg |
1歳~2歳 | 100mg | 12歳~14歳 | 240mg |
1歳~2歳 | 110mg | 15歳~17歳 | 240mg |
3歳~5歳 | 140mg | 18歳~29歳 | 240mg |
6歳~7歳 | 160mg | 30歳~49歳 | 240mg |
葉酸の過剰摂取や副作用のまとめ
いかがでしたか?
葉酸の摂取量について少しでも安心出来たらいいなと思います。
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