風邪薬の選び方とおすすめの市販薬や副作用について!
何だか熱っぽい・・、咳やくしゃみが止まらない・・、もしかして風邪でも引いたかな?
そう思いながらも、仕事や育児が忙しくてなかなか病院へ行く時間がない、という方は多いのではないかと思います。
そのような時役に立つのが、ドラッグストアで気軽に買える市販薬です。
症状が軽いうちに飲めば、ひどくならずに治ってしまうため重宝している、という方もいらっしゃると思いますが、風邪薬の選び方には知っておきたいポイントがあることをご存知でしたか?
そこで今回は、風邪薬の選び方とおすすめの市販薬をご紹介したいと思います。
また、手軽に使用することができる風邪薬の思わぬ副作用も併せてご紹介しますので、間違った使い方をしている方はこれを機に改めて、安心安全に市販薬を活用して頂けたらと思います。
目次
よく効く風邪薬の選び方のポイント
風邪を引く原因の殆どはウイルスと言われています。
しかし、残念ながら現時点では、風邪に限らずウイルスに直接効く抗ウイルス薬や特効薬は開発されていません。
つまり風邪薬は、ウイルスそのものを撃退するわけではなく、あくまでも風邪の症状を緩和させるために飲むのが現状です。
そのため、よく効く風邪薬を選ぶためには、風邪の症状を見極めることが大切です。
昔は、風邪薬=総合感冒薬というイメージでしたが、最近は細かい症状に合わせて風邪薬が販売されているので、症状に合わせて選ぶのがよいでしょう。
また、自分ではどうしても判断しかねる時は、薬剤師さんに症状や飲む状況(例えば仕事の都合上、朝と夜しか飲めないなど)を説明すると、適切な風邪薬を選んでもらえます。
風邪薬の副作用や注意点!授乳中や妊婦は大丈夫?
手軽に買って飲むことができる市販薬ですが、一方で場合によっては重篤な副作用をもたらすケースもあります。
特に注意が必要なのが、卵アレルギーがある方。
「塩化リゾチーム配合」の薬を飲むとアナフィラキシーショックを起こす危険性があります。
また、15才以下の子供にはアスピリン配合の解熱鎮痛剤は使えません。
この他、市販薬を飲んでじんましんが現れたり水泡ができた場合は、薬疹やスティーブンス・ジョンソン症候群の可能性がありますので、すみやかに病院へ行くようにして下さい。
なお、妊娠中や授乳中に市販の風邪薬は飲まないようにしましょう。
特に妊娠初期は飲んだ薬の影響を胎児が受けやすいため、風邪を引いた時は必ず産婦人科医に相談するようにして下さい。
よく効く風邪薬【市販薬】おすすめ5選!
市販の風邪薬の選び方がわかっても、実際にどれを購入すべきが悩んでしまいますよね。
そこでここでは、症状別におすすめの市販の風邪薬をご紹介したいと思います。
ルルアタックEX
喉の痛みや熱によく効くトラネキサム酸とイブプロフェンが多く配合されているため、これらの症状が強い方におすすめです。
販売会社:第一三共ヘルスケア
URL:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/index.html
ベンザブロックSプラス
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩がかゆみや炎症の元となるヒスタミンを抑え、ヨウ化イソプロパミドが鼻への刺激を遮断するので、鼻づまりや鼻水に素早く効きます。
販売会社:武田薬品工業
URL:https://benza.jp/lineup/benzablock-s.html
クールワン去たんソフトカプセル
つらい痰の絡みや痰による咳を鎮める効果に優れています。
販売会社:キョーリン製薬
URL:https://www.coolone.jp/
プレコール持続性せき止めカプセル
ノンカフェインなので、就寝前に飲んでも睡眠の妨げになりません。
販売会社:第一三共ヘルスケア
URL:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/index.html
エスタック葛根湯内服液
風邪の引き始めにおすすめなのが、葛根湯。寒気がしたらすぐに飲むのが効果的です。
販売会社:エスエス製薬
URL:https://www.ssp.co.jp/
風邪薬のまとめ
市販の風邪薬を5日間服用しても症状が改善しない場合はすぐに使用を止め、病院へ行くようにして下さい。
また、飲む場合には記載されている用量・用法を必ず守るようにしましょう。