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りんご病の症状や潜伏期間と治療方法!大人に感染するの?

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りんご病の症状や潜伏期間と治療方法!大人に感染するの?

子供から大人や妊婦のりんご病の症状と治療法!

保育園児や幼稚園児がいるお母さんであれば、「りんご病」という名前を聞いたことがあるかも知れません。

しかし、りんご病という名前は知っていても実際にどのような症状なのかはよくわからないという方も多いと思います。

また今年は、数年に一度の流行期を迎えていることから、お子さんがいらっしゃる方だけではなく、ニュースなどでりんご病という言葉を聞く機会も多いと思います。

そこで今回は、りんご病について取り上げたいと思います。

りんご病の症状や原因、感染経路や潜伏期間、治療方法や対策方法などをご紹介させて頂きますが、特に、これから妊娠を考えている方や現在妊婦さんの方には、必ず読んで頂きたいと思います。


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目次

りんご病とは?

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りんご病は、正式名称を「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」と言います。

頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」と呼ばれるようになり、主に保育園や幼稚園、小学校で流行します。

子供は皮膚が薄いので、気温の差によって頬が赤くなりやすいため、一見すると見分けが付きにくそうですが、りんご病の場合、気温が落ち着いてしばらくしても赤みがとれないため「おかしいな」と気付きます。

また、実際に病院を受診すると、多くの場合が「りんご病」と言われ、伝染性紅斑と言われることはあまりないようです。それだけ、りんご病という名前が特徴を捉えておりわかりやすいということなのだと思います。

 

りんご病の症状や特徴は?

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りんご病は、頬がりんごのように赤くなるのが最大の特徴です。

そして、頬が赤くなってから1~2日後には、手足にレース網状の紅斑(赤い発疹)が出ます。

この紅斑はかゆみを伴い、時には手足から胸、肩、背中、お腹などにも広がることがありますが、出始めてから一週間程度で消えてしまいます。

しかし稀に、一度消えた紅斑が再び出たり、出たり消えたりを三週間程度繰り返すケースもあります。

症状が長引く要因としては、日光を浴びる、運動を行う、ストレスを感じるなどが考えられているため、りんご病と診断された場合にはこれらのことに気を付けるようにしましょう。

また、頬が赤くなる一週間から10日ほど前に、発熱や咳、鼻水、鼻づまりなどのいわゆる「風邪」に似た症状が現れる場合もあります。

風邪でも引いたかな?とわかる程度の場合もあれば、普段から平熱の高い子供や鼻がつまりやすい子供であれば、見過ごしてしまうくらいの変化の場合もあり、一般的に頬が赤くなる症状の前に「りんご病に感染したかも?」と気付くことはかなり稀だと言われています。

 

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りんご病になる原因は?

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りんご病になる原因は、「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスによるものです。

このウイルスに感染すると、最初に風邪のような症状が現れた後に、りんご病の最たる特徴と言える「頬が赤くなる」症状が現れるのですが、実はこの症状が現れた時点で他への感染力は低いと言われています。

ヒトパルボウイルスB19の感染力が強いのは、風邪のような症状が現れている時なので、この時にりんご病だとわからなければすでに他の人に感染している可能性があります。

また、りんご病は一度発症すると免疫ができ、再びヒトパルボウイルスB19と接触しても感染することはないと言われていますが、現実的には2度3度とりんご病に感染している方もいらっしゃるので、一度りんご病を発症したからと言って必ずしもりんご病にならないというわけではないようです。


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このため、周囲でりんご病が流行し始めたら、過去の感染の有無に限らず気を付けるようにしましょう。

 

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りんご病の感染経路や潜伏期間は?大人や妊婦にも感染するの?

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りんご病の感染経路は、りんご病発症の原因となるヒトパルボウイルスB19を保有している感染者の咳や痰、くしゃみを吸い込む「飛沫感染」か、感染者がウイルスの付いた手で手すりやドアノブなどを触り、さらに同じ部分を触ることで感染する「接触感染」と言われています。

ヒトパルボウイルスB19に感染してから発症するまでの潜伏期間は、10~15日(長くても20日程度)で、潜伏期間には風邪に似た症状の他、表立った症状が現れないため、潜伏期間中にヒトパルボウイルスB19に感染していることに気付くことは難しいと言われています。

また、りんご病は子供が掛かる病気という認識を持たれている方もいらっしゃるようですが、これは誤りです。りんご病は大人も発症します。

子供が保育園や幼稚園からヒトパルボウイルスB19に感染し、その後子供のお母さんやお父さんに感染が拡大することもあるため注意が必要です。

そして、りんご病は子供より大人の方が重症化しやすいと言われています。

大人は頬が赤くならずに太ももや腕、お腹、お尻などに紅斑が出た後、強い関節痛や高熱が出ることもあります。

さらに、妊婦さんは最大の注意が必要となります。と言うのも、妊娠中にりんご病に掛かり重症化してしまうと、お腹の中の胎児に影響が出る可能性があるからです。

このため、妊娠中に上の子供が通う保育園や幼稚園などでりんご病が流行っている場合は、早急に病院へ連絡し、感染していないか検査を受ける必要があります。

 

りんご病の治療方法や対策の仕方は?子供・大人・妊婦の場合は?

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現在のところ、りんご病に有効なワクチンはありません。

このため、基本的には症状が治まるまで自宅で安静に過ごし、自然に治癒するのを待つのみとなります。

しかし、関節の痛みやかゆみが強い場合には、鎮痛剤や抗ヒスタミン薬が処方されることがあります。

また、妊婦さんがりんご病に感染すると流産などの危険があるため、外出の際には必ずマスクを着用し、りんご病の原因であるヒトパルボウイルスB19との接触を極力避けるようにしましょう。

手洗い・うがいを行うのも予防になります。

さらに、保育園や幼稚園、小学校に通う子供がいる場合に、もしりんご病が流行しているようでしたら、流行が収まるまで離れて過ごすのもよいかも知れません。

 

りんご病かな?と思ったら病院は何科にいけばいいの?どんな検診を受けるの?

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頬が赤くなり、手や足に紅斑が出て「もしかしてりんご病かな?」と思っても、自己判断は止めましょう。

りんご病に似た症状を引き起こす病気がありますので、必ず医師の診断を受けて下さい。

また、その場合受診するのは子供であれば小児科、大人なら内科で構いません。

なお診察では、症状の確認や発症するまでの体の様子(咳や熱、鼻水など)を問診してりんご病かどうかを判断することが殆どのようです。

 

りんご病のまとめ

りんご病は、子供や大人が感染しても殆どの場合は重症化することがありませんが、妊婦さんの場合のみ注意が必要です。

特に今年は、りんご病が流行しているとニュースでも話題になっていますので、もし周囲にりんご病になったという人がいる場合には産婦人科に報告し、外出などは極力避けるようにしましょう。


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