ささくれ・さかむけの原因
手のカサカサ、時期的にしょうがないものなのか。
でも、季節関係なくささくれ・さかむけに悩まされる人も少なくないはず。
そして気になる言葉があるのご存知ですか?
ささくれ?さかむけ?ができると「親不孝が出きた」なんて言葉があります。
これは、親からもらった体を大事にしなさい説。
もう一つは、ささくれ?さかむけができると痛くて家の手伝いが出来ない説などあります。
ささくれ?逆剥けにも、こんな由来があったり。
そしてささくれ?さかむけ?の違いだったり、原因などまとめましょう。
目次
ささくれとさかむけの違いは?
これは、実は両方、同じ意味です。
あなたは、どちらの言葉を使っていますか?
地域によって分かれているみたいですが、東日本は「ささくれ」、そして西日本が「さかむけ」という呼び名で呼んでいるみたいです。要は、同じです。
呼び名の違いというのも、なんだか少しおかしな気分になりますが、さらにユニークな情報がありました。
サカムケアの発売元である小林製薬の本社は大阪にある。「さかむけ」と「━ケア」を組み合わせたネーミングは大阪らしいユーモアのセンスを感じさせる。ちなみに小林製薬からは、ふくらはぎの筋肉がつる「こむらがえり」による痛みを治す「コムレケア」も発売している。
出典元:Web日本語
https://www.web-nihongo.com/wn/k_hougen/12.html/
ささくれやさかむけの原因は?
では、大阪のユニークな情報を見てしまったので、今回は「逆剥け」に統一していきます。逆剥けの大きな原因と言われているのは、
栄養不足
タンパク質の不足。皮膚を作るために必要な、ビタミンB2の不足が原因。
乾燥
どうしても冬場に、多く悩まされる逆剥けは空気も乾燥も関係してきます。体全体の皮膚が、乾燥している中での、水仕事は皮膚の脂分が無くなってしまいます。
炎症(手荒れ)
爪の回りに、炎症が起きることも逆剥けの原因。薬剤、洗剤が刺激になって、炎症の原因になっています。また、マニキュアの除光液も、刺激が強いため、頻繁に使うと逆剥けができやすくなります。
ささくれや逆剥けの予防の仕方や解消法
逆剥けは上手に処置しないと、悪化の原因になります。
逆に、自然治癒も大事ですが、あまり放置するのも菌が入り込み、やはり悪化の原因になります。
ていねいな処置を心がけましょう。
- ささくれの根元を、ハサミで切る
- 消毒液をつけ、絆創膏をはる
しばらく様子を見て、万が一悪化してきたら、すぐに皮膚科の受診を忘れずに!
また、原因の一つでもある栄養面にも気を付けないといけません。
タンパク質
納豆・豆腐・肉・魚・たまご
ビタミンA
レバー・うなぎ・たまご
ビタミンC
いちご・キウイ・アセロラ・レモン
ビタミンB2
のり・アーモンド
また手の脂分を補い、潤った手を保つことも大事です。
手荒れがひどい方は、ハンドクリームを塗り、薄い綿の手袋をして寝ましょう。
毎日はできないけど、時間があるときは、お風呂上がりにハンドクリームを、たっぷり塗り、指先にラップ、時間は15分程度でOK!
ささくれや逆剥けの原因と予防法や解消法のまとめ
いかがでしたか?
ささくれと逆剥けの違い(笑)、そして原因と処置法、予防法を紹介しました。
皮膚にも、大事な栄養を補給してあげることで、痛みの原因、親不孝と呼ばれる原因から解放されましょう。