アロエの効果や効能と摂取量や副作用の心配はないの?
アロエは、みなさんご存知ですよね?
健康にいい!ということも、様々な症状に効果を発揮するということも。
昔から、おじいちゃん、おばあちゃんが「アロエはなんにでも効くよ」なんて言っていました。
その言葉をそのまま鵜呑みにしてきました。
でも、私たちもしっかり「アロエ」の本当の効果、成分、調べておくべきですよね?
また、自分が年を重ねて、子供ができて、お孫さんができて、その時「アロエ」の良さをしっかり伝えられるようになりましょう。
また、本当の効果をしっかり知ることで、体内にアロエ効果を取り入れましょう。
目次
アロエって何?有効成分は?
アロエって?
では、さっそくアロエそのものは見たことあると思いますが、アロエについてしっかり調べていきましょう。
- ユリ科アロエ属の常緑多肉多年草の総称
- 300以上の品種がある
- アロエは品種によって様々な形態をしている
- 世界で一番大きなものは高さ20mを超える
- 一番小さなものは5㎝に満たないものもある
ここで、この様々な品種があるアロエの理由・・・
アロエが強い生命力を持ち、どのような環境にも形態を変えながら適応してきたためでは?
そのように考えられています。
確かに様々な植物は自分に合った気候を選びますよね?
ですが、アロエの生命力の強さから、様々な環境で育つパワーを持っているのかもしれません。
アロエに含まれる成分
- アロエには約200種類もの有効成分が含まれています
- 主成分に一つにゼリー質に含まれる多糖体があります
他にも・・・
- アロエモジン
- アロエチン
- アロイン
- アロミチン
- アロエウルシン
このような成分が含まれています。
このような成分からは抗酸化作用など期待できます。
またビタミン類も豊富に含みます。
そこで、女性に嬉しい効果も期待できるのです。
では、この成分から期待できる効果を見ていきましょう。
アロエの効果・効能について
整腸作用
アロエに含まれるアロイン。腸内の水分量を増やし、ぜん動運動を活発にし、腸内の余分なものを押し出して便秘を解消してくれます。皆さんご存知ですが、様々な病気を予防しよう!そう考えた時に、注目したいには「腸内の健康」なんです。腸内に老廃物が溜まる、そこで思い浮かぶのが便秘。ですが、便秘は以外にも大きな病気の原因に繋がっているのです。腸内の老廃物がしっかり取り除かれ、腸内に善玉菌を増やすことが最も大事なことなのです。アロエの多糖体は、善玉菌を元気にし、腸の調子を整えることでこれらの予防、改善に効果的に働きます。
胃の健康を保つ効果
アロエに含まれるアロインとアロエモジン。これは胃液の分泌を促し、消化の働きを活発にし、胃もたれや消化不良を防ぎます。胃酸が出すぎると、胃炎や胃潰瘍(いかいよう)、十二指腸潰瘍になりやすくなります。そこで、アロエ胃液の分泌作用は、このような病気予防にも効果を発揮してくれると言えるのです。
傷を治癒する効果
みなさん、一度は目にしたことあるのではないでしょうか?アロエをポキっと折った時に出る、半透明なゼリー状の液体?それが、軽度の火傷に伴う痛みを緩和し、傷の治癒を促進する効果があります。私たちは、火傷やケガをすると、皮膚に炎症が起こります。その炎症にアロエに含まれるサルチル酸や糖タンパクが抑えてくれるのです。
美白・美容効果
また豊富に含まれているビタミンからは、美容効果が期待できます。ビタミンは「若返りビタミン」とも言われています。そのビタミンを豊富に含む、アロエからは十分に効果が期待できるでしょう。
アロエの科学的データ
便秘症の患者90人にアロエを投与、期間終了後の症状を調査。結果、90人中62人が便秘に対してアロエが有効であったとしている。
出典元:便秘に対する臨床試験 https://www.mit-japan.com/ndl/ndl/aloe.htm
プラセボを対象とした二重盲検法、アロエベラクリーム(濃度0.5%)を週に3回、16週間使用。結果、83%の患者で症状が改善した。
出典元:乾癬患者にたいするアロエクリームの試験 https://www.mit-japan.com/ndl/ndl/aloe.htm
アロエ・サプリメントの選び方や基準
では、アロエの効果がしっかり分かったところで、アロエそのものは少し苦手・・・
そんな方がしっかりアロエ効果を実感するための「サプリメント」。
選び方のポイントを紹介します。
- 特定保健用食品(トクホ)を選びましょう
- 栄養機能食品を選びましょう
- 用法・容量の記載がはっきり書かれている商品を選びましょう
アロエの摂り方や摂取量は?
基本的なアロエの摂取量は、成人の1日の適量がキダチアロエの葉で15g、アロエベラで60g
ただ、この数字は目安です。
購入したサプリメントの記載されている摂取量をしっかり守るようにしましょう。
アロエの副作用について
最後になりますが、大事な副作用についてのお話です。
様々な効果が実感でき、何年も前から取り入れられてきた「アロエ」ですが、少し注意が必要です。
アロエの内鞘の葉を乾燥、濃縮させた液剤が副作用に繋がることがあります。
- 結腸の出血を伴う下痢や腎臓障害
- 過去には死亡した
このような状況に陥ることがあります!
効果・効能、実際の研究から証明されていますが、このような注意点を見落としてはいけません。
くれぐれも1日の摂取規定量を超えた過剰摂取をしない事が大切です。
アロエのまとめ
いかがでしたか?アロエについて改めて勉強しました。
なんでもそうですが、自分でしっかり勉強して知識を身に付けることで、本来の効果を実感できるのではないでしょうか?
アロエもそうです!「アロエは何にでも効く!」これは間違いではないかもしれません。
でも、注意しなきゃいけないこともある!ということです。
上手に正しく摂取して、アロエの本来の効果を実感しましょう。