大豆に含まれるポリフェノール。
成分を調べると様々なことが分かってきました。
大豆に含まれるポリフェノールは「大豆イソフラボン」。
期待できる効果に美白効果があります。
そしてこの大豆イソフラボンは女性ホルモンの働きにとても似ていることも注目です。
最近では、大豆に含まれるポリフェノール、大豆イソフラボンが、メラニン生成に関わる酵素「DCT」を抑制する効果も明らかになっています。
今回は、大豆ポリフェノールの効果について調べてみましょう。
目次
大豆ポリフェノールって何?
大豆から抽出されたポリフェノールが大豆イソフラボン。
この大豆イソフラボンが、ポリフェノールの一種なのです。
大豆に含まれるイソフラボンの量、大豆の中でも胚芽に一番多く含まれています。
大豆ポリフェノールの効果・効能
大豆に含まれるポリフェノール、大豆イソフラボンが、メラニン生成に関わる酵素「DCT」を抑制する効果も明らかになっています。
他にも大豆ポリフェノールから得られる効果はあります。
【更年期障害の予防・緩和】
女性ホルモン働きに似ている大豆イソフラボンを含む大豆ポリフェノール。
このため吸収されると生体内で、エストロゲン受容体の結合、エストロゲン様の活性効果を持ちます。
エストロゲン減少によって、生じる更年期の種々の作用を緩和すると考えられています。
【抗ガン作用効果】
男性は女性の更年期と同じ年齢で、ホルモンバランスに関係した疾患として、前立腺肥大症があります。
イソフラボンに前立腺肥大症や、前立腺ガンの予防作用があると確認されていますので男性にも効果を発揮します。
大豆に大豆ポリフェノールはどれぐらいの含有量があるの?
イソフラボンの摂取量は、成人女性1日約40㎎が適当とされています。
これは豆腐約半丁(150g)、納豆 1パック強( 60g)、きな粉大さじ 1杯( 50g)に相当。
大豆ポリフェノールのまとめ
朝食に納豆。夕食に冷ややっこ。
意外にこれで1日の摂取目安量は摂れるみたいです。
あとは行動に移すだけです。
忙しい朝でも5分、時間に余裕を作ることが出来れば納豆を食しことは出来ると思います。
意識すれば、スーパーで豆腐を手に取ることは出来ると思います。
そして食卓に豆腐を並べる。
この行動で、あなたの体に変化をもたらしてくれるのでしょう。
●参考文献
食品技術懇話会技術士(生物工学部門)、農学博士 酒井重男 4
伊藤千秋:食品と開発、46(9), 62(2011)
難波文男:食品工業、54(18), 65 (2011)