白菜のカロリーや栄養やおすすめのレシピと賞味期限!
白菜はたんぱくな味わいのため、寒い時期には欠かせない鍋にはもちろんのこと、クリームシチューや煮物、漬物、蒸し野菜などにしても美味しく頂くことができます。
スーパーでは通年買うことができるので、毎日の食卓でも登場する頻度が高いと思われますが、そもそも白菜の旬っていつなのでしょうか。
また、瑞々しく癖のない味から「栄養はあまりないのでは・・」と思ってしまいがちですが、白菜にはどのような栄養や効能、効果があるのでしょうか。
さらに、カットされたものではなく丸ごと買ってきた時って、どうやって保存したらよいのか保存方法に困ったり、賞味期限がいつまでなのか気になりますよね。
毎日食べる機会のある白菜だからこそ、知っておきたいこれらの情報を、今回はまとめて調べてみました。
目次
白菜の栄養成分とカロリー
水分が多く含まれる白菜には、栄養成分が少ないイメージを持っている方も多いと思いますが、実際には次のような栄養成分が含まれています。
・ビタミンA
・ビタミンC
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・食物繊維
また、小サイズ(940g)あたりで132㎉と、白菜はとても低カロリーの野菜です。
白菜を使った白菜ダイエットが女性を中心に人気となっていますが、このカロリーを知ると「なるほど」と納得できますよね。
新鮮で美味しい「白菜」の選び方や見分け方と旬な時期
白菜は、一年中スーパーで売られている野菜ですが、実は秋から冬にかけての寒い時期が旬となっています。
この時期になると鍋が恋しくなるため、白菜を使って鍋をする方も多いと思いますが、冬の白菜は他の時期のものに比べて甘味がのり、格別に美味しいと言われています。
そのため、鍋もよいですが生のままサラダなどにして食べるのもお勧めです。
また、新鮮な白菜を選ぶ時には、持った時に手にずっしりと重みが感じられ、葉と葉の隙間がなくびっしりと詰っているもの、さらに葉に厚みのあるものを選ぶと白菜の甘味や旨味がより濃厚で美味しいと言われています。
白菜の効能・効果
白菜に含まれている栄養成分は、摂取することでどのような効能や効果が期待できるのでしょうか。
ここでは、白菜の効能や効果についてご紹介したいと思います。
美肌効果
白菜に含まれるビタミンAやビタミンCは、キメの細かい綺麗な肌を保つためには欠かせない成分です。
ビタミンAには肌の粘膜の修正や保護の作用があり、ビタミンCは潤いのもとであるコラーゲンの生成に関わっています。
便秘解消
白菜には腸内環境を整える働きのある食物繊維が含まれているため、お通じの改善効果が期待できると言われています。
むくみ解消
白菜に含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウムを水分と一緒に体の外へと排出する働きを持っています。
これにより、女性に多いむくみの解消効果が期待できると言われています。
ガン予防
白菜に含まれるインドール化合物は、アブラナ科(ブロッコリーなど)の野菜に多く含まれる成分で、抗ガン作用があることがわかっています。
また、食物繊維によって便秘が解消することで、大腸ガンの予防にも繋がると言われています。
病気を予防する
ビタミンCやビタミンAは、肌や粘膜の状態を健やかに保つため、摂取することで風邪などの感染症の予防に効果が期待できると言われています。
また、カリウムによって水分が排出されることで、高血圧を予防することができ、動脈硬化や脳卒中などの病気を防ぐことができると言われています。
白菜の保存方法と賞味期限
白菜が安い時期になると、丸ごと買ってくることも多いと思いますが、その際の保存方法について頭を悩ませている方も多いと思います。
丸ごとの白菜は、新聞紙で包んでから冷暗所に立てて保存するようにすると3~4週間は持ちます。
この時、根元に切れ目を入れておくと、白菜の成長が止まるのでよりよい状態で保存することができます。
ただし、気温の高い時期(4~10月)は不向きのため、その場合は同じ方法で冷蔵庫に入れて保存すると、1週間程度は持たせることができます。
カットした白菜は、新聞紙ではなくラップに包んで冷蔵庫にて保存すると一週間程度は持ちますが、できるだけ早めに食べるようにしましょう。
さらに長期保存したい場合は、適当な大きさにカットした白菜を冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。
鍋などに入れて使うことができます。
白菜の美味しい食べ方のポイントと注意点
冬は白菜を使った鍋をよくすると思いますが、鍋の残り汁には白菜に含まれる栄養成分がたくさん溶け出してします。
そのまま捨ててしまうのはもったいない!ということで、白菜を使った鍋を食べた後は、シメで雑炊やうどんなどをして汁まで美味しく頂くようにするのがよいでしょう。
また、ダイエットとして白菜を食べる場合は、鍋などのように煮込んでしまうより、できるだけ歯応えを残すように調理してよく噛んで食べるようにするのがよいでしょう。
白菜を美味しく食べるおすすめレシピ
白菜は鍋だけじゃない!・・ということで、ここでは白菜を使ったお勧めのレシピをご紹介したいと思います。
ちょっと変わった食べ方から、もう一品欲しいなという時に手軽に作れるものまで、白菜を美味しく食べる工夫を教えちゃいます。
簡単!適当でもおいしい白菜とハムのサラダ
細めのザク切りにした白菜とハム(もしくはベーコン)を短冊切りにして、めんつゆ、ごま油を入れて混ぜたら完成です。
時間が経つと水分がでてくるため、食べる直前に作るのがお勧めです。
参考URL: http://cookpad.com/recipe/4181658
白菜のペペロンチーノ
みじん切りにしたにんにくと輪切りにしたとうがらしをオリーブオイルで炒め、そこに食べやすい大きさにカットした白菜を入れてさらに炒めます。
そこにゆでたスパゲティと茹で汁と加えて合わせ、オイスターソースを入れて全体と絡めたら、皿に盛って最後に黒コショウを振って完成です。
参考URL: http://cookpad.com/recipe/4028398
白菜と豚バラロール煮
茹でた白菜の上に豚バラを一枚乗せ、さらに白菜をもう一枚乗せたらくるくると端から巻いて、つまようじで留めてフライパンに並べます。
鶏ガラのもととコンソメを入れて煮込み、塩コショウを振ってもうひと煮させたら完成です。
参考URL: http://cookpad.com/recipe/2447656
美味しい白菜の選び方と効能や効果!保存方法は?のまとめ
旬の白菜は、生のままでも美味しく頂けます。
まずはサラダなど白菜本来の食感や味を堪能して、後日鍋やスープなどに活用してみましょう。
また、ちょっとだけ余った・・という時は、味噌汁やハンバーグなどに入れても美味しく頂けます。
「こんなのに入れても大丈夫かな?」という料理でも、味を邪魔せず旨味をアップしてくれるので、是非チャレンジしてみて下さいね。