テアニンの効果や効能や摂取量や副作用の心配はないの?
テアニンってなんでしょう?
もしかすると、ご存知の方もいるかもしれませんね。
確かに、私たち日本人が知っている身近な食品に含まれています。
一度は誰しも口にしたことがあると思います。
でも、そんな身近な食品なのに「テアニン」についての情報は少ないと思いませんか?
実際、いまあなたも聞いたことはあるけど、なんだっけ?と思っていると思います。
身近な食品、誰しも口にしたことのある食品、そして意外な効果を発揮するテアニンについて調べてみましょう。
目次
テアニンって何?有効成分は?
テアニンとは?
- お茶に含まれるアミノ酸の一種
- 爽やかなうま味と甘味を引き出す役割を担っている成分
- お茶やツバキ、サザンカなど一部の植物にのみに存在する物質
テアニンからカテキンへ
テアニンは、お茶の木の根の部分でつくられます
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やがて葉に移動
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その葉が日光を浴びる
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テアニンはお茶の渋み成分であるカテキンへ変化
このテアニンがカテキンへ変化するイメージをしてください。
つまり・・・
お茶の種類や採取時期によってテアニンの含有量に差が出てくるんです。
テアニンの効果・効能について
テアニンはお茶の渋み成分であるカテキンを作る成分であることが分かりました。
となると、お茶は体にいいという、なんとも当たり前な情報が頭をよぎりますが、このテアニンの持つ効果は、それだけじゃなかったんです。
なかなか感じることのできないリラックス効果を与えてくれる
みなさん、「あ~ホッとする~」と感じたのは、いつですか?慌ただしい毎日の中で、なかなかホッと一息の時間を作ることが、感じることができません。
このテアニンには、リラックス効果を与えてくれる作用があるのです。
不快症状!冷え性を改善する効果
冷え症、女性に多くみられる症状ですが、テアニンを摂取することで、筋肉が弛緩して血管が拡張します。
そこで、体内の血行が良くなり、冷え性改善に効果が期待できます。
疲れているのに寝付けない!睡眠を促す効果
実際に、暗くなり「眠らなきゃ!」と焦りを感じながら布団に入る方おおいのではないでしょうか?
そこから、実際に睡眠に入るまでの時間も長く、朝の目覚めが最悪。テアニンは、脳の興奮を抑えて神経を沈静化する効果があります。
脳の抑制系神経を活性化して興奮系神経を鎮めることで、寝つきを良くして睡眠の質を高めてくれ、さらに起床時の爽快感を得ることができるのです。
1日の充実度を上げたい!集中力を高める効果
テアニンを摂取することによって、緊張の中でもリラックスして集中力が増し、良い結果を出せる効果があることがわかっています。
病気予防にも!高血圧を予防する効果
テアニンには、過剰なグルタミン酸の働きを抑える作用があり、高血圧の予防と改善作用につながることが期待できます。
テアニンの科学的データ
そんなテアニンの科学的データも紹介しておきますね。様々なテアニン効果をあげましたが「でも、お茶の効果と同じでしょ」と心の声が聞こえそうなので・・・
疫学的データによって、緑茶の摂取はうつ病や認知症などの予防に有効である可能性が指摘されている。本研究は緑茶の旨味成分であり、グルタミン酸の誘導体であるL-テアニンの向精神薬作用について、マウスを用いた包括的な前臨床的検討を行った。その結果、L-テアニンの持続投与は、強制水泳テスト(うつ病様行動)の無動時間を減少させ、プレパルスインヒビション(統合失調症様行動)を改善させることを初めて見出した。また、L-テアニンの持続投与は海馬での脳由来神経栄養因子の発現を増加させた。培養ニューロンにL-テアニンを投与すると、細胞内カルシウムを上昇させ、この効果はNMDA受容体拮抗薬によって阻害された。以上から、緑茶の成分のL-テアニンは、抗うつ様作用、抗精神病様作用をもち、その薬理学的効果はNMDA受容体への作用やBDNFの発現上昇が関与する可能性が示唆された。
出典元:緑茶の旨味成分テアニンの向精神薬作用を明らかに https://brainprogram.mext.go.jp/news/item_614.html
テアニン・サプリメントの選び方や基準
テアニンの科学的データに、気持ちが揺らいだ方もそろそろ増えてきていることでしょう。
テアニン効果を実感したい!
そこで、簡単に手軽に、毎日しっかりテアニンを摂取できるサプリメントの上手な選び方を紹介します。
テアニンサプリメント!ポイントは配合成分!
- アミノ酸のタウリン
- GABA
- ホーリーバジル
- リローラ
この4つの成分が配合されていたら完璧!
全てじゃなくても、なるべくこの成分が配合されている方が、効果を実感できるでしょう。
テアニンの摂り方や摂取量は?
そして、テアニンはお茶からの摂取できることは、もう想像できていると思います。
そこで、気になる摂取量・・・
テアニン、1日に必要な摂取量は定められていません。
え?それじゃ困る?
ポイントとしては、サプリメントから摂取する場合は、もちろん製造元の容量に従うことです。
そして、お茶からの摂取の場合は、過剰に摂取することは避け、とにかく大量に飲めばいい!なんて思わず美味しく感じる量を適度に飲むようにしましょう。
テアニンの副作用について
テアニンには、重大な副作用は報告されていません。
しかし過度の摂取は
- 排尿
- 下痢
- 不眠症
- 不安感
- 胸焼け
- イライラ
などの原因になることもあります。
せっかく購入したサプリから、正しく効果を実感するためには容量を守り、美味しいお茶から効果を実感する場合も、美味しく頂くことが前提です。飲み過ぎは注意しましょう。
テアニンのまとめ
テアニンについてまとめました、いかがでしたか?
今日からあなたも、ホッと一息の時間を過ごし、快眠生活から健康的な毎日を過ごしませんか?
そのためには、上手なテアニン摂取がおススメです。