α(アルファ)リポ酸の効果や効能と摂取量や副作用の心配はないの?
αリポ酸ってなんだか分かりますか?
今回、αリポ酸について調べてみました。
そこで、面白い情報を発見しました。
あまり耳にしない名前「αリポ酸」ですが、実は、私たちの体内で一生懸命活動してくれている存在だったのです。
知らないところで、私たちの老化の原因や、病気の原因と必死に戦うαリポ酸。
詳しく勉強していきましょう。
目次
α(アルファ)リポ酸って何?有効成分は?
αリポ酸って?
私たちの体をつくる細胞の中にあるミトコンドリアに存在しています。
少し、理解しにくいので「ミトコンドリア」について勉強してみましょう。
ミトコンドリア
- 1つの細胞の中に50~2500ほど存在している
- 私たちが心臓を動かしたり、呼吸をしたり、生きていくために必要なエネルギーをつくっている
- このミトコンドリアで作られるエネルギーの元となるものが、ATPという物質
ATP
- ATPがつくられる時に生じるエネルギーが、生きていくための原動力になっている
- ATPは、体内で溜めておくことができない
- ミトコンドリアでは絶えずATPがつくられている
このミトコンドリアでATPが作る作業がスムーズにいかなくなると・・・
- 疲労感や動悸
- 生活習慣病
このような症状が現れるとも言われているんです。
少し整理しておきましょう。
私たちが生きていきために、心臓を動かします、呼吸をします。
でも、これはミトコンドリアがATPを作るときのエネルギーのお陰だったということです。
その大事な働きをもつミトコンドリアにαリポ酸は存在している!ということですね。
αリポ酸の持つ特徴
- αリポ酸は、水溶性と脂溶性、両方の性質を兼ね備えている
- 体内の全ての細胞に入り込むことができる
- ミトコンドリアがスムーズにエネルギーを生み出すために欠かせない
- ビタミンCやビタミンEの約400倍の抗酸化力がある
αリポ酸の支えなくして、ミトコンドリアのスムーズな働きができないのではないでしょうか?
そんなαリポ酸の持つ、様々な効果も見ていきましょう。
αリポ酸の効果・効能について
疲労回復効果
αリポ酸がミトコンドリアの働きを効率良くつくり出すことで、体内でエネルギーは常に作ることができます。つまり、体内にαリポ酸を補うことで疲労を回復させる効果があります。
美肌効果
ビタミンCやビタミンEの約400倍の抗酸化力をもつαリポ酸は、美肌効果も期待できます。肌は、真皮に存在するコラーゲンとエラスチンの力で、ハリと弾力が保っています。しかしコラーゲンとエラスチンはたんぱく質。糖化によるダメージを受けると肌は硬くなり、ハリと弾力を失ってしまいます。αリポ酸が持つ抗糖化作用が、コラーゲンやエラスチンを糖化によるダメージから守る働きをもたらしてくれるので、肌の老化予防効果につながるのです。
糖尿病予防効果
糖尿病、血糖値を正常に保つホルモンが少なくなり、糖がうまく細胞に取り入れられず、血液中に残り、血糖値が高くなる病気です。αリポ酸は、糖が上手にエネルギーとして使われるように働きかけ、血糖値が上がりすぎないようコントロールし、糖尿病を予防します。このような働きを持つことから、実際にヨーロッパでは、αリポ酸が糖尿病の治療薬として用いられています。
糖尿病予防効果は実験の結果からも証明されています。
αリポ酸の科学的データ
ドイツ エバーハンド大学 ヤコブ教授の研究によって・・・
1999年、2型糖尿病患者72人にαリポ酸を経口投与した臨床試験。72人を4グループに分け。それぞれαリポ酸を1日600mg,1200mg,1800mg,偽薬を4週間投与。αリポ酸を投与したグループは偽薬と比べてインスリンの効果が25%上昇するのを確認。
出典元:インスリン効果 https://www.mit-japan.com/ndl/ndl/ala.htm
αリポ酸・サプリメントの選び方や基準
では体内でしっかりエネルギーを作ってくれるαリポ酸、摂取法を紹介します。
αリポ酸は、「サプリメント」から簡単に摂取できるのです。
- 安心できるメーカーを選ぶこと
- 原料にαリポ酸の記載をチェック
- ほかにオルニチン・酵母エキス・ L-カルニチンなどの成分が配合されていたら効果アップ
ここまで、αリポ酸の摂取に不安を持っていた方も多いと思いますが、実は簡単にαリポ酸はサプリメントから摂取できるのです。
生きていくために必要な成分、しっかり補給していきましょう。
αリポ酸の摂り方や摂取量は?
αリポ酸の1日の摂取量の目安としては 100mg~200mgが理想とされています。
しかし、必ずどの商品もこの量が適量か?というとそうではありません。
製品のラベルや表示を よく確認して、摂取量を守るようにしましょう。
また、αリポ酸の効果的な飲み方として、食事の30分前にαリポ酸を摂取する法が効果が上がると言われていますよ。
αリポ酸の副作用について
αリポ酸は摂取量を守り、大量に摂りすぎなければ副作用や過剰症は、まずありません。
ただ、ごく稀に・・・
- インスリン自己免疫症候群による低血糖発作
- 動悸やめまい
- 震え
- 冷や汗
このような症状が現れることもあるそうです。
異常を感じたら一旦摂取を控えて、専門家に相談するようにしましょう。
αリポ酸のまとめ
αリポ酸について勉強しましたが、いかがでしたか?
心臓を動かす、息をする、当たり前のようでしたが、実は体内でαリポ酸の働きがあるからなんですね。
見えないから分かりませんが、今回αリポ酸の働きを知りました。
私たちは積極的にαリポ酸を取り入れるべきではないでしょうか?