今では、日本にはコーヒー専門店が何千店舗もあります。
１日１杯の至福の時間、いや２杯、３杯、４・・・杯。
コーヒーに含まれるポリフェノールについて考えたことありますか？
飲み過ぎは確かによくありません。
しかしそれはどの食品にも飲料にも言えることです。
コーヒーに含まれるポリフェノールについて調べることで、適度な摂取をおすすめします。
目次
コーヒーポリフェノールって何？
では、早速、コーヒーポリフェノールとは？という問いに答えます。
あの独特のコーヒーの香り、それが「クロロゲン酸」という成分ポリフェノールの一種です。
【クロロゲン酸】
このクロロゲン酸、抗酸化作用、抗ガン作用、血圧降下作用、抗アレルギー作用、様々な効果を発揮します。
コーヒーポリフェノールの効果・効能
コーヒーから得られる効果のポイントが「クロロゲン酸」というポリフェノールということはなんとなく分かったかと思います。
最初に紹介した効果以外にも、肝がんや糖尿病の発症を抑える効果やダイエット効果も期待できると言われるクロロゲン酸は気になる存在です。
コーヒー好きにはたまらない情報です。
コーヒー ＝ カフェイン
このイメージが強いですが、コーヒーのあの独特のにおい、つまり「クロロゲン酸」。
この成分のほうが多く含まれているから漂う香り、クロロゲン酸が多く含まれている証拠です。
【コーヒーから得られる効果】
コーヒーの飲用が、がん予防に有効であるという研究成果が相次いで報告されています。
その効果にクロロゲン酸などのポリフェノールが持つ抗酸化作用が働きかけているのではないかと注目を浴びています。
他にも様々な効果を持っています。
- 平滑筋を弛緩させることで気管支喘息や狭心症の改善に作用
- 精神機能、知覚機能を刺激することで思考力や集中力アップ
- 中枢神経に作用、呼吸機能や運動機能を高める
- 腎臓に働きか利尿効果促進
- 胃液分泌の促進に働きかけ、消化を助ける
このように、様々な効果を発揮しています。
他にも
- ポリフェノールが活性酸素を除去、ガン予防に繋がる
- 飲酒による肝臓の負担の軽減
というような効果もあります。
コーヒーにコーヒーポリフェノールはどれぐらいの含有量があるの？
コーヒーに含まれるポリフェノール含有量。
お茶の水女子大大学院：近藤和雄教授のコーヒーとそれに含まれるポリフェノールの関係の研究・調査によって
「飲料中の総ポリフェノール量（ｍｇ／１００ｍｌ）」は赤ワイン２３０に対してコーヒーが２００と、ほぼ同量のポリフェノールが含まれていることも判明しています。
という結果が出ています。
ちなみに生のコーヒー豆10gにつき、約300mg含まれているそうです。
コーヒーポリフェノールのまとめ
ポリフェノールの効果・効用はなんとなく理解していた。
でもワインを飲まなきゃいけないんでしょ？
確かにポリフェノールと聞くと「ワイン」が浮かんできます。
しかし研究結果も出ています。
それもワインからの摂取と同等の摂取可能という結果が！
これは朗報です！
過剰摂取はもちろん避けなければいけませんが、コーヒーからポリフェノールを上手に摂取することが健康への橋渡しになるのかもしれませんよ。