インフルエンザの種類はどういうのがあるのか?
よくインフルエンザの流行時期に報道されるニュースで、「インフルエンザA型」、なんて言葉聞きますよね?
「今年はインフルエンザB型感染者も多いようです。」なんて報道が流れることもあります。
そもそもこのA型、B型、そしてC型。
インフルエンザの種類ってなんなのでしょうか?
インフルエンザのウイルスは、人間の気道の粘膜細胞内で増殖。
増殖のため、インフルエンザのウイルスの表面は、蛋白質の粘膜で覆われていて、細胞に侵入するための突起がついていますが、この突起の形、ウイルス内部の蛋白質の違いでA型、B型、C型に分類されています。
目次
インフルエンザ流行の種類は?
では、A型、B型、C型の違いを調べてみましょう。
インフルエンザA型
このA型ウイルスは非常に変異しやすい性質を持ちます。そして最も多くのウイルスを持ち、全体の約58%を占めています。ちなみにあの、ロシアかぜや香港かぜ、そして鳥インフルエンザもA型に分類されています。
インフルエンザB型
B型は変異しにくい性質です。臨床症状からA型とB型の区別は出来ません。A型同様、ヒトインフルエンザの病原体。
インフルエンザC型
C型もB型同様、変異しにくい性質です。A型・B型共通の、HAとNAという二種類のスパイクはありません。しかしHEと呼ばれる、A型・B型共通のHAとNAの両方の役割を持つ一種類のスパイクタンパク質を有します。
インフルエンザA型・B型・C型は、いつ流行るの?
インフルエンザA型をよく耳にするのは、大流行源としてなにかと発表されるA型は、毎年のように現れ、爆発的に流行します。
インフルエンザB型に関しては散発的に小流行。しかしそれを繰り返す厄介な存在です。
最近では2年に1度流行する傾向があります。
あまり耳にしないかもしれません、インフルエンザC型。
インフルエンザC型は単発的な大きな流行はおこさないとされていますが、季節問わずに5歳以下の小児の感染が多く見られています。
インフルエンザ!A型・B型・C型の違いと対処の仕方
インフルエンザ予防、まずは「ワクチン接種」です。
流行シーズンを迎える前の11月ごろの接種をおすすめします。
摂取からの効果が期待できるまで、約2週間後と言われています。
流行前に摂取しておきましょう。
そして一般療法も大事です、意識が大事になります。
- 寒さで免疫低下は仕方ないことです。そのためいつも以上にしっかり睡眠を摂りましょう
- 十分な栄養を摂って、体内を健康に保ちましょう
- 流行時期はどこにでもウイルスがいる、という意識が必要、マスクの着用をしましょう
- ウイルスの好む乾燥を抑えるために、加湿器などを利用し湿度50~60%に保ちましょう
- 水分は免疫アップのカテキン、お茶を率先して飲みましょう
- 手洗い・うがい、うがいもこの時期はお茶に変えると効果的です
インフルエンザの種類や違いのまとめ
インフルエンザA型、B型、C型。
種類や特徴は様々ですが、予防に関しては同じだと思います。
インフルエンザC型は小児にかかりやすいから大丈夫!
と、思っても予防法に違いを見つけることは出来ません。
インフルエンザ流行時期には、A型のウイルスだけではありません。
様々なところに姿を隠し、隙あらば侵入。
インフルエンザウイルス、すべての持つ大きな特徴です。
インフルエンザに負けない体作りが大事なのです。
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