カルニチンの効果や効能や摂取量や副作用の心配はないの?
カルニチン、聞いたことある言葉だと思います。
でも、カルニチンってなんなの?!
カルニチンについて、詳しく説明できる人は少ないと思います。
そこで、今回そんな「カルニチン」について一緒に勉強しましょう。
カルニチンって?体にもたらす様々な効果は?それって事実?本当なの?って方のために、科学的データも抜粋、紹介します。
そして、上手な摂取法も、これでカルニチンについてしっかり知識がつくと思います。
目次
カルニチンって何?有効成分は?
L-カルニチンは、アミノ酸の一種。
※ エネルギーをつくり出し、体内に溜まりやすい脂肪の燃焼を助けてくれるアミノ酸です。
L-カルニチンは・・・必須アミノ酸のリジンとメチオニンを材料に、肝臓で合成されます。
ここで、リジンとメチオニンの働きを調べてみましょう。
リジン効果
- 疲労回復効果、集中力を高める効果
- 肝機能を高める効果
- 単純疱疹(ヘルペス)を予防・改善する効果
- 脳卒中の発症を抑制する効果
- 髪の健康を保つ効果
メチオニン効果
- 肝機能を高める効果
- アレルギー症状を緩和する効果
- うつ症状を改善する効果
- 老化防止の効果
- ヘアケア効果
- デトックス効果
リジンとメチオニンを材料に、肝臓で合成される「カルニチン」。
それざれの働きを調べましたが、なんだか大きな効果を実感できそうな気がしますよね。
カルニチンの効果・効能について
脂肪燃焼効果
L-カルニチンは、脂肪を燃焼するミトコンドリアへと脂肪を運ぶ役割を果たしています。
つまり脂肪をエネルギーとして利用することができます。
十分に体内に補給することで、体に溜まった脂肪をエネルギーとして効率良く燃焼することができ、脂肪が付きにくい、つまり“太りにくい体”をつくることができます。
ちなみにこのような効果を持つ、L-カルニチンが不足してしまうと・・・燃焼不足で残った(溜まった)脂肪が蓄積され、肥満につながる可能性があるんですね。
動脈硬化予防
肥満は、生活習慣病の原因にもなりますよね?
余分な脂肪が増えることで、血液中に流れ出たコレステロールや中性脂肪といった脂質が血管を細く・固くしてしまう動脈硬化を引き起こす可能性があります。
高血圧予防
そして。動脈硬化が進むと、血液の流れが悪くなり、高血圧につながります。
動脈硬化で細くなった血管には、血栓ができやすくなります。
心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病の大きな原因になります。
※つまり、肥満は大きな病気の原因だということです。
疲労感をやわらげる効果
日常的・慢性的に疲れを感じている人は、L-カルニチンが不足している可能性が考えられます。
L-カルニチンを摂取することで、疲労感やだるさをやわらげることができます。
カルニチンの科学的データ
では、なかなか信じられないような効果を紹介しましたので、ここで実際に行われた科学実験を紹介します。
カルニチンのダイエット効果の事実は・・・
ある臨床研究では、食前にLカルニチンを摂った場合と、そうでない場合を比べると、食後2~6時間後の脂肪の燃焼率は、3~5%も違いがありました。また、他の臨床研究では、Lカルニチンを約1カ月間(1日あたり2g)摂取してもらった結果、平均4kgのダイエット効果があったという、報告もあります
出典元:ダイエットのサプリメントとして https://sapurim.com/lkarunitin/lkarunitin-kouka1.htm
カルニチンの健康維持の効果は・・・?
心臓がそのエネルギーの70%を脂肪燃焼から得ていることはあまり知られていません。 エネルギー産生のための脂肪酸燃焼に心臓が依存していること、 またエネルギー代謝においてL-カルニチンが重要な役割を果たしていることにより、 L-カルニチンは心臓によってきわめて重要なエネルギー供給源となっています。 L-カルニチンの補給が、心臓血管系の健康維持に有益な効果を及ぼすことが、科学的根拠により示されています
出典元:カルニチンと心臓血管系の健康 https://www.l-carnitine.jp/applications/health.html
カルニチンのサプリメントを選ぶ時のポイントは?
- 天然由来の原材料から作られたサプリメントなのか?
- 合成成分から製造したサプリメントなのか?
この2点をチェックした上で購入しましょう。
カルニチンの摂り方や摂取量は?
L-カルニチンの摂取量:1日目安量は70~100㎎
L-カルニチンは主に肉類に豊富に含まれています。
ですが、私たちがこの目安量を補うためには
牛肉の場合だと毎日100~200gを食べ続けなくてはなりません・・・
なかなか難しい量だと思います。
そこで、先ほど紹介したように、サプリメントを利用することが望ましいと考えられます。
カルニチンの副作用について
Lカルニチンの副作用
Lカルニチンは摂取しても副作用があらわれたという報告は上がっていません。
でも・・・Lカルニチンを摂取して下痢や胸やけを起こすとネット上では言われています。
そこで!
- 必要以上に過剰摂取することは絶対に避けましょう
- 用法・容量を守りましょう
過剰摂取は、どんな栄養素でも悪影響となります。
そしてネット上でささやかれるような、体調不良を引き起こしてしまう可能性もあります。
十分に注意しながら、摂取していきましょう。
カルニチンのまとめ
いかがでしたか?
今回、カルニチンって何?そこから勉強しました。カルニチンの合成物質、そしてそこから期待できる、効果や効能を紹介しました。
ダイエット効果、健康効果は科学的データを紹介しました。
1日に200gの肉の摂取は難しいかもしれませんが、上手にサプリメントを併用しながら、あなたもカルニチン効果を体内に実感してください。