クリルオイルの効果や効能と摂取量や副作用の心配はないの?
今回クリルオイルという成分について調べてみました。
皆さんはクリルオイルと聞いて何に含まれている成分かご存知ですか?
クリルオイル、なかなか耳慣れないかもしれませんが、今回しっかり勉強しましょう。
身近な食材なのに、摂取不足。
そこから、様々な病気を招くことになります。
成分の特徴、効果や効能を知ることで、自分の体をしっかり健康に保つことができるのです。
目次
クリルオイルって何?有効成分は?
クリルオイルとは?
- 海中に生息する甲殻類の一種である南極オキアミから得られるオイル成分
- 動物プランクトンの一種
- 世界中の海に分布
- 最も大型で体調は5~6cm、体重は1~2gにまで成長
クリルオイルって名前だけ聞くと、なんだか身近なものではないような気がしましたが、こうしてみると実は私たちの身近な魚に含まれる成分だったんです。
ちなみに・・・
オキアミは、クジラなど様々な生物のエサとなっています。
南極海の生態系を支える重要な役割を担っているんですよ。
様々な魚がしっかり栄養をつけて、私たちが美味しく食せるのはオキアミのお陰かもしれません。
クリルオイルに含まれる成分
- ω(オメガ)-3系必須脂肪酸であるDHAやEPAを含むリン脂質
- 海のカロテノイドと呼ばれるアスタキサンチン
ここでも、プチ知識
ω(オメガ)-3系必須脂肪酸、なんとなく聞いたことがあると思います。
実は不飽和脂肪酸はω(オメガ)-3系、オメガ6系、オメガ9系に分類されていて、最も摂取されているのはオメガ6系。
オメガ6系は主にとうもろこし油、ごま油などに含まれます。
確かに、ごま油は利用する機会多いかもしれません。
逆に、最も不足しているのが、今回のω(オメガ)-3系。
ω(オメガ)-3系は魚油、しそ油、亜麻仁油などのオイルに含まれています。
確かに、あまり利用する機会が少ないかもしれません。
しかし、このω(オメガ)-3系が体内に不足することで、様々な病気の原因に繋がったり、不快症状を招く原因になっているのです。ω(オメガ)-3系効果を見てみましょう。
クリルオイルの効果・効能について
生活習慣病予防・改善効果
クリルオイルに含まれる脂肪酸のDHAやEPA。このDHAやEPAは、海中の様な低温の環境でも固まることがありません。そこで、DHAやEPA を体内に取り入れると、体内の血管壁の細胞膜を柔らかくする効果を発揮します。ここから、血流改善に繋がるのです。また、血流改善効果でも、さらに血液を異常なまでに勢いよく流れることを抑える効果もあるので、血圧が高くなるのを防ぐ働きもあるのです。同時にDHAは悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きもあります。このような血液改善効果、そして善玉コレステロール増加させる効果から、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧、高脂血症などの生活習慣病を予防できると期待されています。
女性特有の悩みを改善する効果
女性特有の悩みと聞いて、生理痛や月経前のイライラ、肌トラブル、そして年齢を重ね、閉経を迎えた後に引き起こる更年期障害など思い浮かぶと思います。そんな女性特有の悩み、不快症状は女性ホルモンの乱れが大きく関係してきています。クリルオイルに含まれるリン脂質とDHA・EPAなどのω(オメガ)-3脂肪酸。この成分には、イライラ、気分の落ち込みなどの症状や、不安感などの症状を緩和する効果が臨床試験で証明されました。いつもなら気にならないことでも、なんだか気分が落ちる、イライラする。そして、それがまた気落ちに繋がるんですよね?そんな自分でもなかなかコントロールできない気持ちの浮き沈みは、クリルオイル効果に頼ってもいいのかもしれません。
クリルオイルの科学的データ
実際にこのような研究結果が発表されています。
ノルウェーの海洋バイオ企業アーカー・バイオマリン・アンタークティックは、ナンキョクオキアミが原料のクリルオイルの健康機能を突き止める目的で、300人に及ぶ大規模臨床試験を実施し、血清中のトリグリセリド(TG)値が10.2%も低下することを確認した。
出典元:オメガ3:血清TG値を1割下げる油脂
ナンキョクオキアミが原料の「クリルオイル」 https://www.white-family.or.jp/healthy-island/htm/sapuriment/repo378.htm
クリルオイル・サプリメントの選び方や基準
ω(オメガ)-3系(魚油、しそ油、亜麻仁油等)が圧倒的に不足している、そう伝えましたが、それはなかなか日常的に摂取を続けられる食品ではない、そんな理由もあると思います。
そこで、クリルオイル効果を体内で実感するために、手軽に摂れるサプリメントを活用しましょう。
手軽に!でもしっかりと効果を実感するためには、サプリメント選びは重要です。
- EPA・DHA(オメガ3脂肪酸)含有しているか?
- レシチン(リン脂質)は?
- アスタキサンチンも絶対!
この3つの健康維持に重要な成分がしっかり含有されているサプリメントを選びましょう。
クリルオイルの摂り方や摂取量は?
クリルオイルは、自然に生息する南極オキアミから抽出した天然成分。
つまり健康食品なんですよね。
そこで摂取量や摂取のタイミングを難しく考える必要はあまりありません。
クリルオイルの摂取目安量も定められているわけではあります。
だからといって、極端に過剰に摂取することはあまりよくありません。
サプリメントの場合はやはり用法・用量を守って利用することをおススメします。
また、体に吸収されやすい不飽和脂肪酸。
効果は、食前でも食後でも期待できます。
飲み合わせにも、特に問題はありませんが、キチンやキトサンなどの脂肪の吸収を妨げる成分と一緒に摂ると、十分な効果が発揮されないかもしれませんので、できれば避けるようにしましょう。
クリルオイルの副作用について
最後に副作用について、クリルオイルは、一般的に安全とされています。
しかし、クリルオイルはオキアミは動物プランクトンの一種です。
軽度なものは魚くさいげっぷなどの不快感を感じることはあるかもしれません。
また、魚介類のアレルギーを持つ人は、絶対摂らないようにしましょう。
他にも、クリルオイル効果に合ったように、血液をサラサラにする効果があります。
血圧が低すぎる場合、手術前で出血が予想される場合、医師に相談してから飲むことをおすすめします。
クリルオイルのまとめ
クリルオイル、いかがでしたか?
様々な魚の栄養にもなり、そして私たち人間の健康維持のためにも効果を発揮してくれます。
今日から、クリルオイルを体内にしっかり取り入れて健康生活を手に入れましょう。