ウコンの効果や効能
もうみなさんも生活の中に取り入れているであろう、ウコン。
「ウコンは体にいい」
という当たり前のイメージ定着しているその知識に、今回さらに深く調べよう、勉強しようと思います。
調べていくうちに、間違った知識?に気付くこともあるでしょう。
そしてウコンパワー、効果・効能について再確認しましょう。
目次
ウコンって何?そもそもウコンとは?
ウコンは、根茎が香辛料・着色料・染料・生薬などに用いられています。
ショウガ科属の数種の植物の総称です。
「ウコン」と呼んでいますが、秋ウコンや春ウコンなどウコンにも様々な特徴をもつウコンがあります。
ウコンの効果・効能について
早速ウコンパワーを確認していきましょう。
ウコン=お酒
その概念を一度無くして目を通してみて下さい。
ウコンには女性に嬉しい美肌効果があります。
ウコンパワーには、
- 美白効果
- ダイエット効果
- 潰瘍予防
- オーラルケア
- 糖尿病予防
- 骨粗しょう症予防
- 動脈硬化予防
などなど、様々な病気、症状の予防、改善効果を持っているのですね。
もちろん、肝臓機を促進する効果もあります。
美白効果で出てきた、「クルクミン」。
このクルクミンが胆汁の分泌を活発にしてくれます。
胆汁の分泌を活発になることで、肝臓の働きを助けます。
肝臓障害の回復にも効果発揮。
そこで、二日酔いの予防にも有効と言われているのです。
ウコンの種類は?
では、冒頭で少し取り上げたウコンの種類についてですがお話しましょう。
【秋ウコン】
多分、私たちが「ウコン」と呼んでいるものは、ほとんどがこの秋ウコンを指していると思います。
あざやかな黄色をしていて、断面はオレンジ色。独特の苦味と香り、スパイシーな料理には欠かせない香辛料。
香辛料だけではなく、着色料としても使われています。
そして、この黄色こそ、「クルクミン」と呼ばれる成分によるものです。
肝臓機能を回復・強化してくれる作用を持ち、お酒を飲む前にウコン飲料を飲むという行為はここから来ているのではないでしょうか?
【春ウコン】
中国の漢方薬として使われています。秋ウコンよりも早く、春ごろに美しいピンクの花を咲かせます。
秋ウコンはクルクミンを多く含みますが、春ウコンにクルクミンがそれほど含まれていません。
しかし、精油成分が多く含まれ、健胃効果や血圧の低下、秋ウコンにはない効能がたくさんあります。
【紫ウコン】
断面が紫色で、夏に紫色の花を咲かせます。クルクミンはほとんど含みません。
しかし、春ウコンよりさらに多くの精油成分を含んでいます。
健胃作用が強く、体内のコレステロールを排出、溶かしたする作用を持ち、ダイエット効果発揮してくれます。
【白ウコン】
花茎の先に松ぼっくりのような苞葉がつき、薄い黄色の花を咲かせます。
紫ウコン同様に、クルクミンはほとんど含みません。
しかし、白ウコンには、ゼルンボンという精油成分を含み、消炎鎮痛や免疫機能の活性化を持つことで注目を浴びています。
【黒ウコン】
黒ウコンは、アントシアニンを多く含んでいます。
抗酸化作用や筋疲労を抑制する効果があり、驚くべきは、黒ウコンはブルーベリーの3倍のアントシアニンを含むと言われています。
ポリフェノール、亜鉛やマグネシウムなどのミネラル分を含み、肥満改善には欠かせないウコンです。
ウコン サプリメントの選び方や基準
紹介したようにウコンには種類があります。
自分に合った、必要なウコンを選ぶ必要があります。
できれば、クルクミンに特化したものではなく、クルクミン、プラス他の成分が入っているサプリメントを選ぶといいでしょう。
ウコンの摂り方や摂取量は?
ウコンの理想摂取量は1日1.5g~3.0g。
ウコンに含まれるクルクミンは、吸収しにくい難水溶性という性質を持ちます。
腸に入ってもあまり吸収されていないのです。
かといって、必要以上に摂取は、肝臓に過剰な負担がかかってしまいます。
朝昼晩の1日3回、あるいは朝晩の1日2回に分けて摂取。
ウコンが少量でも体内に残っている状態を保つことが大事になってきます。
ウコンの副作用について
ウコンの安全性については、通常の食事に含まれる程度の量であれば、安全の範囲だと思われます。
要するに、過剰摂取、長期摂取すると、副作用の危険性があるということです。
副作用がなく、きちんと効果を発揮するのは、あくまで正常の範囲内での使い方をした場合です。
ウコンの効能・効果や飲み方!副作用の心配はないの?のまとめ
いかがでしたか?
改めてウコンの素晴らしさに気付いたのではないでしょうか?
でも、今日からはウコンの種類に目がいくようになってくれたらな、と思います。
たくさんの種類の中、自分に今必要な効果を発揮するウコンの摂取が出来るようになるといいですよね?