ダイエットに効果的なジョギングのポイント!
この世の中に、ダイエットの経験がないという女性は非常に稀だと思います。
むしろ、これまで複数のダイエット経験があるという女性の方が多いと思いますが、その場合、ダイエットを失敗・挫折したことがある方が殆どではないかと思います。
女性誌やファッション誌には「一週間で10kg痩せる!」「たった一ヶ月で劇的な変化!」など、女心をくすぐるようなダイエット器具やダイエット食品の謳い文句が並びますが、実際にそんな夢みたいな話はないということも私達はもうわかり始めています。
その一方で、ダイエットによい・健康的になると言われているジョギングは、長い期間を掛けて行う運動のため敬遠している方も多いのではないでしょうか。
しかし、ジョギングはつらい、ジョギングは飽きる、と先入観ばかりが先立っていませんか?
そこでここでは、ジョギングがダイエットに効果的な理由や、そもそもジョギングは苦しい運動なのかという点についてもお話したいと思います。
目次
ダイエットにおけるジョギングの効果や長所
ダイエットをしよう!と思ったら、最初に考えるのは「ダイエット器具」や「ダイエット食品」の購入ではないでしょうか。
どちらも買うのにそれ相当のお金が必要になりますし、ジム通いをするにしてもやはり入会金や会費などのお金が掛かります。
しかも、せっかく購入・入会しても、ダイエットには挫折が付き物ですので、無駄になってしまうことも少なくありません。
その点、ジョギングは始めるのにお金が余り掛からないダイエット方法です。
スニーカーは誰でも一足は持っていると思いますし、ウェアもTシャツとスウェットでも構わないと思います。
それで初めてみて、長く続けられそうだったらジョギングシューズやウェアを揃えることもできるので、お金を無駄にしなくてよい分、始める切っ掛けとして不安は少ないのがジョギングの長所だと思います。
また、ダイエットで最も効果的だと言われているのが有酸素運動ですが、ジョギングは有酸素運動の代表格のスポーツです。
有酸素運動とは、酸素を体内に多く取り込むため長時間継続可能な軽度ないし中度の負荷がある運動を指します。
取り込んだ酸素が多ければ多いほど、脂肪や糖質が燃焼されるのでダイエットに最適だと言われています。
有酸素運動には、エアロビクスダンスや水泳、サイクリングやクロスカントリースキーなどがありますが、その中でもジョギングは年齢を問わず誰でも行うことができるスポーツです。
ダイエット以外にもあるジョギングの効果
ジョギングは、運動時に多く酸素を取り込むので肺や心臓の機能が高まると言われています。
また、長時間に渡って筋肉を動かすため筋肉自体の持久力がアップし、疲れにくい体になりますし、汗をかくのでデトックス効果が期待でき、肌の調子が整い、体内の余計な塩分も排出されるのでむくみや血行不良が改善されます。
さらに、脂肪を燃焼させるので生活習慣病の予防、ガン細胞を直接攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させるなど、ダイエット以外にも様々な面で効果があることから、健康増進のために行う人も多いスポーツです。
いつジョギングをするのがダイエットにはベストなの?(朝?昼?夜?)
とあるアンケートによると、習慣的にジョギングを行っている人の多くは夜に走っているケースが多いそうです。
これは、仕事をしている上で都合がつきやすい時間帯だからだと思われますが、ダイエットの観点から考えると夜よりも朝の方が好ましいと言えます。
なぜなら、朝は一日の中で最も脂肪の燃えやすい時間だからです。
人は寝ている間にもエネルギーを消費しているので、起床からすぐの時間にジョギングをすることで、より脂肪が燃えやすくなると考えられています。
また、朝日を浴びながらの運動は、脳内物質のセロトニンの分泌が活性化されます。
セロトニンは別名幸せホルモンと呼ばれており、充実感や幸福感をアップさせてくれる働きがあるため、何かと挫折しがちなダイエットの継続に大きな力となってくれます。
ジョギングをスタートするまでの準備のポイント
ジョギングは、歩くスピードよりも速く、走るスピードよりも遅く行うので、体への負担は少ないものの、準備運動やストレッチをなしに始めてしまえば、怪我の原因となってしまいます。
ジョギングを行う前に必ず準備運動をして筋肉を解しておくことが大切ですが、よりダイエット効果を高めたいなら筋トレも行うのがおすすめです。
筋トレをして筋肉を十分に使ってからジョギングを行うと、準備運動やストレッチだけの時よりも脂肪の燃焼が高まると言われています。
また、走る前に必須アミノ酸を摂取すると、脂肪燃焼を促進してくれますし、クエン酸を摂取すると筋肉疲労の回復が早まると言われています。
どちらもサプリメントやサポートドリンクとしてスポーツ用品店などで買い求めることができます。
ジョギング中のポイントや気を付けることは?
ジョギングに定義はありませんが、一般的にはランニングに比べて速度が遅く、時速9.6kmよりゆっくりと走るのがよいとされています。
目安としては、友人などと並走しながらおしゃべりができるくらいのペース。
立ち止まっている人の前をあっと言う間に通過していくというイメージよりは、ゆっくりと近付いてきてゆっくりと去って行くといった感じですね。
また、ジョギングは走り始めてから20分ほど経過すると、脂肪が一気に燃え始めると言われているので、短い時間でガンガン走るよりは、長い時間でゆったりと走る方がよいとされています。
このように聞くと、これまでのジョギングのつらいイメージが少し変わりませんか?
友人とおしゃべりしながら、歩くよりも少し速いペースで走ればよいなら自分にもできそうと思えるのではないでしょうか。
ジョギング後のポイントや注意点は?
ジョギングが終わったら、走り始める前と同様にしっかりストレッチを行い、体をクールダウンさせて下さい。
特に疲労の溜まりやすい太ももとふくらはぎはしっかり伸ばし、マッサージをするのがよいでしょう。
また、ジョギングは毎日行わず、週3~4日程度がよいと言われています。これは、毎日ジョギングを行うと筋肉が疲労しやすくなるからです。
筋肉疲労は脂肪燃焼の妨げとなるため、体を休ませる日があった方がダイエットの効果がより高まります。
ダイエットに効果的なジョギングのまとめ
ジョギングは手軽に始められるのに、続ければ必ず結果が見えてくるダイエット法です。
特に女性の場合、姿勢がよくなることで立ち姿が美しくなり、それでより痩せやすくなると言った相乗効果も生まれます。
肌も綺麗になり、何事にも前向きに積極的になれるなら、ダイエットが目的ではなくてもジョギングを始めない理由はないですよね!