ギャバ(GABA)の効果や効能
ギャバ(GABA)、足りていますか?
なんだか、CMみたいな始まりに続きが困りました(すみません)
ギャバ(GABA)、必要性を感じていますか?
実はこのギャバ(GABA)、摂取することであなたの生活が180度変わる様な効果を持っていました。
よく耳にするギャバ(GABA)ですが、身近すぎて意外と知らなかった偉大さ。
今回、そんなギャバ(GABA)の効果について調べてみましょう。
目次
ギャバ(GABA)って何?
植物や動物、わたしたちの体内にも広く存在する、天然アミノ酸のひとつ。
γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を略して、GABA(ギャバ)。
アミノ酸といえばたんぱく質を構成するものが有名ですが、それらとは異なり、ギャバ(GABA)は主に脳や脊髄で「抑制性の神経伝達物質」として働いています。
興奮を鎮めたり、リラックスをもたらしたりする役割を果たしているのです。
ストレス対策のほかにも、ギャバ(GABA)は多くの作用が期待され、注目を集めている成分です。
ギャバ(GABA)の効果・効能について
早速、ギャバ(GABA)から、私たち人間の体に得られる効果を調べてみましょう。
ギャバ(GABA)を摂取することで、1番感じる魅力は、
リラックス効果
このリラックス効果については、ギャバ・ストレス研究センターの「ギャバが脳波に及ぼす癒し効果」の実験結果をご覧ください。
人間の脳から出る脳波にはα波、β波があり、数値で表すことができます。リラックスしているときに現れるのがα波、緊張しているときに出現するのがβ波です。α波が出ているからリラックスしているのではなく、リラックスしているからα波が出現するという性格のものです。通常は、α波とβ波が混在して現れています。こういった特徴のある脳波を測定して、ギャバの摂取とリラックスの関係を調べました。
【方法】
ギャバ70mgを摂取した人たちのグループ、水を摂取したグループの脳波を測定しました。
【結果】
ギャバ摂取グループは、水を摂取したグループよりもα波が多く現れています(下グラフ左)。この結果から、ギャバ摂取時はリラックスした状態にあるといえます。ギャバ摂取グループはβ波の出現量が抑えられました。この実験によって、ギャバを摂取することで、癒しの効果が得られるということがわかりました。
出典元:ギャバ・ストレス研究センター「ギャバが脳波に及ぼす癒し効果」
リラックス出来る状態は、健康にも関わっていて、なかなか落ち着くことが出来ない状態、心がリラックスできていない状態が続くと、体内の自律神経のバランスが崩れてしまいます。
胃潰瘍や不眠、高血圧など、様々な症状の原因の一つになります。
ギャバ(GABA)から得られるリラックス効果を発揮させることが体の健康に繋がるんですね。
睡眠効果も発揮
なかなか質のいい睡眠が得られない。寝ても寝ても疲れが取れない。ギャバ(GABA)は快眠効果ももたらしてくれます。
強いストレスを感じ、興奮状態になると、寝付きが悪くなります。
そこで興奮状態を抑える効果を持つギャバ(GABA)の摂取で、睡眠に入りやすい環境を整えてくれます。
血圧を下げる効果
動脈硬化や心臓病、脳卒中を引き起こす原因に大きく関係してくるのが血圧。
高血圧の原因として考えられる理由に「ストレス」の文字をみます。
もちろん食生活や遺伝も関係してきますが、このストレスの問題はギャバ(GABA)効果を得るといいのではないでしょうか?
認知証予防効果
認知証にも効果を発揮するというから驚きです。サプリメントの効果と副作用.comの掲載記事には、このようなことが記載されていました。
ギャバ(GABA)は、脳への酸素の供給をスムーズにしたり、血行を良くすることで、脳の働きを高める効果、効能があります。加齢によって、脳のギャバが減ってしまい、特に”海馬(かいば)”と呼ばれる部分の、減少量が多くなることがわかっています。この海馬は、人間の記憶に関わる、とても大切な部分で、一時的に物を憶えたり、日常生活の様々な出来事を整理して、しっかり記憶する役割りをしています。実際、不慮の事故で、海馬に大きなダメージを受けると、数分~数十分前のことは憶えていますが、それより前のことは、すべて忘れてしまうケースもあります。日頃から、ギャバ(GABA)が不足しないようにすると、年令からくるひどい物忘れや認知症を、未然に防ぐ効果が期待できます。
出典元:サプリメントの効果と副作用.com
ギャバ(GABA)ってどういう食べ物に多く含まれているの?
ギャバ(GABA)は何から摂取したらいいのでしょう?
- 発芽玄米
- 漬物
- 醤油
- 味噌
- キムチ
- なす
- かぼちゃ
などに、多く含まれるギャバ(GABA)。
積極的に摂取していきましょう。
ギャバ(GABA)・サプリメントの選び方や基準
では、紹介した食品以外から、むしろ簡単に摂取したい!
そんな方は「サプリメント」からもギャバ(GABA)は摂取出来ます。
ギャバ(GABA)をサプリメントから摂取する際には、
ギャバの量の多いサプリメント
ここがポイントになります。たくさんある商品の中から、安いから、なんとなく、ケースが可愛い!なんか目がいく!というように安易に手に取るのではなく、ギャバ(GABA)、含有量に注目しましょう。
そして含有量が多いサプリメントを選ぶようにしましょう。
ギャバ(GABA)の摂り方や摂取量は?
ギャバ(GABA)不足は、ストレスの元!
しっかりギャバ(GABA)を摂取しましょう。
ギャバ(GABA)は、1回の摂取からに30mg以上。
ストレスを感じている、不眠で辛いという方は1回の摂取量を50~100mgの摂取を意識しましょう。
1日の、摂取摂取量は、サプリメントの場合、約50~100mg。
食品から摂取の場合は約10~20mg。
この「約」が気になりますか?
1回の摂取量でも気付いたかと思いますが、ギャバ(GABA)不足を感じたら多少、量を増やして構いません。
というよりもギャバ(GABA)不足を感じたら、体内にしっかりギャバ(GABA)を補給しましょう。
ギャバ(GABA)の副作用について
ギャバ(GABA)は摂取目安量でも話した様に、摂取量がとくに定められていません。
目安量を超えて摂取しても、副作用が起こったという報告もありません。
ただ、注意したいのは一時的な大量摂取。
体質によっては副作用が起こる可能性があります。
量を続けて摂取しましょう。
そして、授乳中あるいは、妊娠中の場合、ギャバ(GABA)摂取はなるべく控えたほうがよいでしょう。
GABA (ギャバ)のまとめ
このご時世、周りを見渡せば「ストレス・ストレス・・・ストレス」ストレスがいっぱいです。
感じにくい人、感じやすい人、いるかもしれませんが、ストレスを和らげるギャバ(GABA)の存在に気付いていない人が多いようです。
これだけのストレス社会に、ギャバ(GABA)の摂取量は大半が満たされていないという現実。
しっかりギャバ(GABA)を摂取し、ストレスフリーの生活に、心地いい睡眠を手に入れましょう。