チョコレートはミネラル豊富です。
そのチョコレートは「カカオ」から作られます。
今回はカカオに含まれるポリフェノールについてまとめています。
カカオから作られる、チョコレートには、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類を豊富に摂取できます。
そこにポリフェノール効果がプラスされることで、体にどんな効果をもたらしてくれるのでしょうか。
目次
カカオポリフェノールって何?
そもそもカカオに含まれるポリフェノール。
がんや動脈硬化など病気の原因といわれる活性酸素の働きをおさえる効果を持ちます。
ポリフェノールときくと「ワイン」が有名かもしれませんが、ワインよりも、チョコレートにははるかに多量に含まれています。
カカオポリフェノールの効果・効能
カカオポリフェノールの効果・効能をあげていきますね。
【動脈硬化予防】
動脈硬化の原因は、動脈の繊維にコレステロールがたまったり、LDL-コレステロールが酸化を受けて引き起こします。
カカオの持つポリフェノールがこの動脈硬化進行を防ぐことが確かめられています。
【がん予防】
がん発症、変異原物質が細胞のDNAに突然変異を起こし、促進物質がかん化した細胞を活性化することが一つの原因と考えられています。
試験管内に変異原物質と同時にカカオポリフェノールを加えた実験が行われました。
その結果、細胞DNAの突然変異が抑制されることが確かめられたそうです。
【アレルギー・リウマチにも効果的】
現代病のひとつと言われるアトピーや花粉症などのアレルギー。この効果も実証済みです。
マウスにカカオポリフェノールを与え、アレルギーの原因となる活性酸素の働きを確認。
活性酸素の過剰な働きが著しくおさえられたという結果が出ています。
【虫歯予防】
カカオ = チョコレート = 虫歯予防?なかなか整理できませんが、カカオ成分には虫歯菌をおさえる効果があるそうです。
これは虫歯予防にいいと言われるウーロン茶以上の効果を持っているそうで、虫歯菌に感染したラットの虫歯の進行をおさえることも実証されています。
【精神活動アップ効果】
精神活動を高める効果はあのチョコレートの香りに隠されています。
チョコレートの香りは集中力や注意力、記憶力を上げることが人の脳波や学習実験から確かめられたそうです。
カカオにカカオポリフェノールはどれぐらいの含有量があるの?
ではどれくらいのポリフェノールがチョコレートから摂取できるでしょう?
ミルクチョコレートからは650mg/1枚(70g)。
ブラックチョコレートなら1100mg/1枚(70g)。
カカオポリフェノールのまとめ
チョコレートが苦手という方はあまりいないのではないでしょうか?
あまり好んでは食べない、う~ん、太るから・・・。
そんな美意識高めのあなたへ朗報です。
「チョコレートでは太りません。」
問題は、量なのです。
食事を8分目に変えて、食後にチョコレートの摂取なら何も変りなく紹介した効果を得られるということですね。