ニコエンの効果や効能
「ニコエン」ってなんだかご存知ですか?似た名前にニコチンがあります。とても関係しているものです。
今回、ニコエンについてしっかり勉強してほしいと思うのは、あなたの健康が大事だからです。
喫煙者はニコチンという言葉は知っていても、「ニコエン」という言葉、存在知らないのではないでしょうか?
タバコは体に悪い!やめられるならやめたい!けど、やめられない!そんな方に知っていてほしい!いや知らなきゃいけないのが、「ニコエン」なんです。
タバコを吸う、そこから体内ではどうなっているのか、そして「ニコエン」がなぜ必要なのか?しっかり調べていきましょう。
あなたは、このままただただタバコを吸い続けますか?
目次
ニコエンって何?有効成分は?
気になるニコエンって?
- 体内からニコチンを排出する機能をもつ成分
- 果物や野菜、11種類の生薬などから抽出された機能性成分を配合
さらっと記しましたが、もの凄い成分だということ、お気付きですか?
体に害だと分かっている、ニコチンを排出してくれる成分なんですよ?
ちなみに11種類の生薬も気になりますよね?
- リンゴ
- レモン
- カリン
- 銀杏
- セロリ
- 緑茶
- クコ
- キキョウ
- 甘草
- 桑の葉
- 陳皮
このような成分が含まれています。
ニコエンの凄い働きと、ニコエンの成分が少しわかったところですが、一度「タバコを吸う」ということを考えてみませんか?
喫煙することで・・・
- 喫煙、タバコを吸うことで、体内にニコチンが取り込まれます。
- そこで、体内では実は無害はコチニンと有害なニトロサミンなどの成分に変わっています。
もっとも問題なのは、「有害なニトロサミン」の働きです。
正直、体内に取り込まれたニコチンがすべて有害ではないんだ!なんて思ったかもしれませんが、大きな問題です。
あなたは、タバコを吸うことで、有害なニトロサミンも体内に増やしていっています。
- 有害なニトロサミンはまず歯周病の進行の早さを早めます。
- それから、慢性閉塞性肺疾患の主な原因になります。
- 有害なニトロサミンは肺だけでなく、肺癌以外の口腔癌・喉頭癌、消化器系の食道癌・胃癌などの危険因子にもなります。
そして・・・
直接死亡原因となる心筋梗塞、脳卒中にも喫煙は関係しているのです。
今回、そんな健康問題を引き起こすニコチンを排出する機能をもつ成分を紹介していくのですが、やはり一番は「禁煙すること」だということを頭に置いていてください!
決して、ニコエンがあるから大丈夫だよ!ではないのです。
ニコエンの効果・効能について
では、ニコチンを排出する機能をもつ成分の効果を見ていきましょう。
その前に、先ほど喫煙の話で出てきた有害なニトロサミンとコチニンという無害な物質が出てきました。
名前が似ていて、一瞬見分けがつきませんが・・・
ニコエン コチニン ニコチン
先ほどもお話しましたが、タバコを吸う「ニコチン」を体内に取り入れることになりますね。
すると体内では無害?有害?に分けられ、排出される無害な物質に変わるのが「コチニン」
ここで、コチニンにならなかった、有害物質がニトロサミン。約20~30%の量です。
この有害なニトロサミンを、できるだけ無害な排出されるコチニンに変えようと働くのが「ニコエン」
少しずつ分かってきましたよね?
コチニンへの代謝促進効果
ニコエンには、ニコチンからコチニンへの代謝促進効果があります。ニコエンを摂取することで、尿中のコチニンが増加することが分かっています。
つまりニコエンには・・・
- 体内のニコチンを排泄促進する作用
- ニコチンによる発がん物質の生成を抑制する作用
このような効果が期待できるのです。
ニコエンの科学的データ
喫煙者を対象にした臨床試験において、喫煙後に尿中に排泄されるコチニン(ニコチン代謝産物)が増加したデータが示されている。発ガン物質であるニトロサミンの生成抑制に関しては、基礎研究において、ニコエンが、ニトロサミン類生成過程であるニトロ化反応を抑制することが確認された。また、動物実験では、ニトロサミン類で誘導された肺ガン前段階の腫瘍(過形成や腺腫)の発生率が抑制された。さらに、ニトロサミン類によって生じる突然変異を抑える効果や、抗酸化作用などが認められている。
出典元:ニコエン 科学的根拠 https://www4.dhc.co.jp/supplejiten/html/49.html
ニコエン・サプリメントの選び方や基準
ニコエンはサプリメントで摂取できます。
- 有効成分に11種の植物が記載されているか、チェックしましょう。
- また、安心できるメーカーを選ぶようにしましょう。
ニコエンの摂り方や摂取量は?
摂取量の目安は、喫煙量に比例してニコエン自体の摂取量も必要になるので、「これだけ!」という決まりは特にありません。
しかし、繰り返しになりますが、ニコエンも取り入れているから喫煙量は気にしなくていい!という考えは、ニコエン効果も期待できないと言っていいでしょう。
ニコエンの副作用について
最後になりますが、ニコエンの副作用について・・・
ニコエンは、リンゴ、レモン、かりん、セロリなど11種類の天然植物成分から抽出されています。
ニコエンを摂取することによる副作用は報告されておらず問題ないと考えられています。
しかし、体に合わなかったり異常を感じた際には、摂取を控えるようにしましょう。
なかなか体調がすぐれない日が続く・・そう感じたら一度病院を受診するようにしましょう。
ニコエンのまとめ
ニコエン、そして喫煙について調べました。
ニコエンの効果は正直嬉しい効果ではあると思います。
どうしてもやめられないタバコ、ニコエンを取り入れることで、少し有害物質を排除できると思います。
でも、やはりできるだけ「タバコをやめる」がいいですよね?