プラセンタの効果や効能
プラセンタ(Placenta)、もう有名な成分ですよね。
サプリメントや化粧品、様々な商品が紹介され、プラセンタ取り入れている方も多いと思います。
このプラセンタ、そもそも何が原料になっているかご存知ですか?
いま、もう有名になっているからこそ、様々な商品が販売されているからこそ、知っておくべき情報です。
あなたが使っているプラセンタ、あなたが理解している効果・効能は本当に正しい知識なのでしょうか?
目次
プラセンタって何?
「プラセンタ」とは英語で胎盤。
つまり、胎盤から抽出された成分です。
この成分からサプリメントや化粧品が作られます。
胎盤から抽出された様々な成分を「プラセンタエキス」といいます。
もうすでにこの言葉を耳にしているでしょう。
プラセンタの効果・効能について
では、もう早速プラセンタから得られる効果をまとめたいと思います。
- 美白効果
- ホルモンバランスを整える
- 代謝機能促進
- 自律神経を整える
このような効果を見て頂けたら分かるように、女性には大人気成分。
上記の効果について翻訳会社ソリュテックの研究結果を見て頂きたいと思います。
プラセンタが美容、健康、精神などに用いられる理由
現在までの研究では、プラセンタには、単なる栄養成分だけではなく、細胞の分裂を適切にコントロールする成分が含まれていることがわかっています。
この成分は、もともとは胎児が子宮の中で驚異的な成長を確実に行うために必要とされるものです。
細胞分裂が必要な細胞の表面には受容体と呼ばれる鍵穴が現れます。
プラセンタの成長因子は、その鍵穴から細胞にアクセスし、細胞に対して細胞分裂が適切に行われるのに必要な情報を伝達します。
その情報を受け取ると、細胞は分裂し、新しい元気な細胞を作り出します。
また、末梢の毛細血管まで作り出すという研究結果もあります。
しかも、癌化した細胞は増殖させないという研究結果もあるようです。
つまり、細胞分裂が必要な古くなって弱った細胞や怪我などでダメージを受けた細胞から新しい細胞を作り出すのを助ける働きがあると考えられます。
細胞のリフレッシュとあいまって、血流、情報伝達物質、ホルモンバランスなどの改善等の総合的な効果によって、肌をきれいにしたり、体の調子を整えたり、やる気が出てきたりと、生命活動のレベルをアップさせ、活き活きとした生活へと導くことにつながるわけです。
プラセンタってどういう食べ物に多く含まれているの?
プラセンタを食品から摂取・・・というのは厳しそうですよね?
プラセンタが含まれる食品は、乳類
豚や馬など哺乳類の胎盤にしかないのですから・・・。
ちなみにサプリメントや化粧品は豚の胎盤から抽出したものが多く出回っているそうです。
プラセンタ・サプリメントの選び方や基準
つまり食品からの摂取は出来ません。
でも、ここまで有名になっているのは先に記した効果を求めるからですよね?
プラセンタを体内に摂取する方法はサプリメント。
であるならば、今回はしっかり正しいサプリメントの選び方を知っておく必要があると思います。
安全性のチェック
プラセンタは抽出製品です。未知の病原体や物質による汚染の可能性がゼロとは言い切れません。
しかし、サプリメントは熱処理やフィルター処理を行っているので、神経質になる必要はないかもしれませんが、製造元の記載はしっかりチェックしましょう。
価格のチェック
経験のある方はこの意味が分かると思います。
実際、購入しようとインターネットやドラッグストアでプラセンタサプリを目にした時、3000円代の商品から、隣は10000円!?プラセンタサプリの販売価格は、ピンからキリまで。
これもプラセンタサプリの特徴の一つです。
ここで注目して欲しいこと、そして冒頭で述べさせてもらった様々な商品が販売、あなたが使っているプラセンタ、あなたが理解している効果・効能は本当に正しいのか?という問いに繋がります。
含有量にチェック
安全管理はもちろんですが、プラセンタサプリの価格に大きな差が出る理由、「含有量」にあるといっていいでしょう。
気になる安価なサプリと、隣の高価なサプリの含有量の差に注目です。
安いだけで、サプリを選んでしまうとあなたの求める効果は発揮できない・・・という結果に繋がりかねません。
逆も同じです。効果だから大丈夫ではなく、しっかり納得のいく含有量を求めることが大事なのです。
プラセンタの摂り方や摂取量は?
プラセンタサプリの理想摂取量は1日300~500mgと言われます。
しかし、ここも少し注意が必要です。
サプリメントや化粧品は豚の胎盤から抽出したものが多く出回っているそうです。
と、伝えましたが、日本薬学会で発表された研究成果に気になる記事がありました。
1日300~500mgの摂取で肌質の改善が可能であるというものもあるようですが、じつは原料の特性によってもかなり効果実感に違いがあるともいわれています。豚由来のプラセンタと馬由来のプラセンタでは含まれるアミノ酸の種類や量に違いがありますし、そのエキスを何倍に濃縮してあるのかによっても有効成分の量が変わってきます。
経口摂取では20%程度しか吸収されないといわれていますので、慣れてきたら高含有のものに変えてみてもよいと思いますが、一般に若い方や体重の軽い方は少量で効果実感があるようです。カラダの大きい方は様子を見て摂取量を増やしてみてください。
このように摂取量は目安。
抽出元や、体重の違いから得られる効果は異なってくるということですね。
摂取法としては、体質改善や美容効果を目的に摂取したいのなら、朝に摂取すると効果的。
プラセンタを摂取することによって成長ホルモンの分泌が促進、疲労回復や体質の改善、肌の再生を促すといわれています。
プラセンタの副作用について
実際、プラセンタを飲んだ経験のあるかたは、思い当たることがあるかもしれませんが、期待していた効果と全く反対の効果が出るという声を耳にします。
体の異変や不快
体重が増えた、蕁麻疹が出た、胸が張る、体臭がきつくなった、頭痛がする、 体がだるい、便秘になった、ニキビができた、生理時の出血量が多くなる、生理が早くくる。
少し気になりますよね?
上記に挙げた全てに効果を発揮しそうなプラセンタが、逆効果なの?
実はこのような症状が出ると言う声は事実です。
しかしこれはプラセンタの副作用というより、瞑眩(めんけん)現象といわれる、いわゆる好転反応であることがほとんどらしいです。
プラセンタを飲む ⇒ 代謝が活性化 ⇒ 体の組織・細胞が活発になる = 体質が変わりはじめている証拠。
これを瞑眩(めんけん)現象といいます。
しかしこのような症状が出ることは頭に入れておきたいですね。
もし瞑眩現象がひどい場合は
- プラセンタの摂取をやめる
- プラセンタの摂取を控える
しばらく様子をみるといいでしょう。
そして最も気を付けて欲しいことがあります。
上記の症状以外に、発疹・痒み・赤みという症状が出る場合。
これはサプリやドリンクに含まれている余計な不純物や添加物に反応してしまっている可能性が考えられます。
なかなか収まらない場合は、プラセンタの摂取をやめる
気になる場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
プラセンタの効果・効能!危険や副作用の心配はないの?のまとめ
いかがでしたか?
プラセンタは胎盤の意味、というところから始まり、効果を期待できるような実験の結果。
そして摂取法を主にまとめましたが、正しい知識はやはり大事ですよね?
瞑眩(めんけん)現象ということは、今回初めて知りました。
プラセンタ、上手に摂取していつまでもキレイでいたいですね。