セラミドの効果や効能や摂取量や副作用の心配はないの?
セラミド、女性になら耳にしたことありますよね?
すでに「セラミド配合」の商品を使っている人も多いことでしょう。
では、あなたはどうして「セラミド配合」の商品を使っているのですか?
問われると「肌にいいから!」、こんな答えが返ってきそうですね。
確かに正解ですが、でも、どうして?どんなふうにいいの?と聞かれると困りませんか?
この記事には、その答えが詰まっていますよ!
目次
セラミドって何?有効成分は?
では、セラミドについて簡単に(できるだけ)、でも分かりやすく説明していきます。
セラミドについて
- 肌(皮膚)と大きな関係を持っている(これはご存知ですよね?)
- 乾燥から肌を守る保湿成分
- 外界から肌を守るバリア機能を備えている
- セラミドには種類がある
働きがしっかり解明されているセラミドの種類
(このほかにも、はっきりと解明されていないセラミドも存在します)
- 優れたバリア機能、水分保持機能をもつセラミド。
- 高い水分保持機能をもつセラミド
- 水分保持機能に、プラス、シワを軽減する機能をもつセラミド
- 角質の脂質バリア層の構築と維持する機能をもつセラミド
- 角質層の自然な剥離を促し、シワを軽減する機能をもつセラミド
え~、分かりやすく説明したいのですが、難しいですね。
簡単に言うと、セラミドと呼ばれていても、様々な機能を持つセラミドが数種類も発見されている!
これでいいでしょうか?
ちなみに、私たちの肌にもっとも多く含まれていると分かっているセラミドは
「2.高い水分保持機能をもつセラミド」だそうですよ。
分かりやすくといったものの、少しでも伝わっているか不安がありますが、続けていきます。
セラミドの効果・効能について
セラミドの種類でも、特徴を紹介していますが、その効果はどのような効果なのでしょうか?
バリア機能
バリア機能って実際どんな働きから、効果を得られるのでしょう。
それは、細胞が隙間なく積み重なることで、外部の刺激をシャットダウンしてくれています。
他にも、バリア機能としては、皮膚の水分の蒸発を防ぐことで、アレルギーを引き起こす原因からも肌を守ってくれています。
保湿機能
保湿機能を持つセラミドの役割は、乾燥状態を招く、水分量以下の数値にならないように、肌の水分を保つ役割を果たしています。
アトピー性皮膚炎にも効果を発揮
セラミドはアトピー性皮膚炎の緩和にも効果を発揮してくれています。
それも、実はアトピー性皮膚炎の患者にはセラミドが不足が原因の一つとも言われているのです。
セラミドが不足すると、保湿機能が弱まります。
そして乾燥を招きます。
この肌の状態が続くと、痒みを発症させ、炎症を起こし、アトピー性皮膚炎に繋がるのです。
1番大事な働き!期待したい働き!美肌・美白効果
きっと、ここに注目!期待して「セラミド配合」の商品を購入していますよね?
セラミドはメラニンの合成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果があります。
もちろん美肌効果に繋がりますよね?
また、先に紹介したような効果も発揮してくれるので、嫌な乾燥も防ぎ、潤った肌を保ってくれます。
美肌効果に期待して購入する「セラミド配合化粧水」、最近ではサプリメントから摂取する方も増えていると思います。
ここまで読んでいただいて、お分かりのように本当に大事な成分です。
でも、ここまでの情報、なんとなく分かっていたよ!って方もいるかもしれません。
そこで、こんな研究データを紹介させてください。
セラミドの科学的データ
さんざんお話しましたが、セラミドの保湿作用。でも、このように研究の結果をみるとまた関心が変わりませんか?
セラミドの保湿作用については,多くの臨床実験により証明されています。MerrillとFutermanらは,植物性セラミドを経口摂取した場合,セラミドは消化管から吸収されて血中に入り,毛細血管を介して角質層に取り込まれ,角質層の保水機能及びバリアー機能改善に効果があることを報告しています。我々は,米由来オリザセラミド®の保湿効果を,in vitro保水能を指標に小麦,またはコンニャク由来のセラミドと比較しました。その結果,米由来セラミドは,小麦,またはコンニャク由来セラミドより優れた水分保持機能を有することが明らかとなりました。
出典元:保湿作用 https://www.oryza.co.jp/product/detail/oryza_ceramide_koka.html
そしてバリア機能に関しての研究結果も発表されています。
皮膚は生体最外層に存在するため,絶えず外界から様々な刺激を受けています。植物性セラミドの摂取により,皮膚のラメラ構造,及び水分蒸散や有害物侵入を防止するバリアー機能が強化され,乾癬や接触性皮膚炎の軽減に有効であることが報告されています。
出典元:バリア機能の強化 https://www.oryza.co.jp/product/detail/oryza_ceramide_koka.html
セラミド・サプリメントの選び方や基準
あなたの使っている化粧水、飲んでるサプリメント、本当に効果を実感できていますか?
今回、セラミドについていろいろ分かったところで、しっかりその効果を実感したいですよね?
セラミドサプリ選び方のポイント
- 信頼できるメーカーの商品を購入しましょう
- コラーゲンやヒアルロン酸など、他の成分も配合していたらラッキー
そして、セラミド配合の化粧水。こちらの方が需要がありそうですよね?
セラミド配合化粧水選び方のポイント
- 「天然」セラミドであること
- その他美容成分が入っていること
これも、コラーゲンやヒアルロン酸などの相乗効果に期待しましょう
- 肌への刺激が最小限であること
一番はこの、低刺激!
なんでも配合されていればいいと言うわけではありません。
せっかく美肌のために購入している商品が、逆の効果を与えることもあります。
セラミドの摂り方や摂取量は?
そして私たちが美肌を保つために必要な摂取量は?
1日当たり600~1200μg
1200μgあると肌のバリア機能が保てるため、乾燥や刺激に負けない肌を維持できます。
また、サプリメントからしっかりセラミド効果を実感したい方は、定められた目安量を毎日続けて飲むと効果が実感しやすいですよ。
セラミドの副作用について
最後に、セラミドと副作用についてお話します。
まず、セラミドは米、小麦、大豆など食品にも多く存在しています。
副作用はほとんど考えられません。
でも、少し意識してほしいこと、知識として身に付けていてほしいことは、サプリメントからの摂取時には、配合されている原料から、なんらかのアレルギー反応がでることもまれにあるということ!
そして化粧水からは、敏感肌の場合、肌へのダメージが強いこともあるということです。
セラミドのまとめ
セラミド、美肌のために大切な役割を果たしてくれているんです。
最後に副作用の方でも、説明したように、まれにアレルギー反応が出ることもあるかもしれませんが、正しい商品、摂取法からは、しっかりお肌を守る働きをしてくれますよ。