マキベリーの効果・効能やサプリの選び方
最近、スーパーモデルやハリウッドセレブの間で、大注目されている「マキベリー」。
これまで、数多くのスーパーフードやスーパーフルーツが紹介されて話題になっていますが、マキベリーはこれまで以上の効能や効果を持っているとして大きな期待が寄せられています。
とは言え、日本ではまだ殆どその存在が知られておらず、わからないことが多いのが現状です。
そこで今回は、マキベリーを取り上げてみたいと思います。
そもそもマキベリーとは一体何なのか、どのような効果や効能があるのかなど、詳しくご紹介していますので、是非ご覧頂ければと思います。
目次
マキベリーって何?有効成分は?
マキベリーは、南米チリの南部にあるパタゴニア地域にしか自生していないポルトノキ科の植物です。
パタゴニアでは、クランベリーやラズベリー、ブルーベリー、ストロベリーなどの多くのベリー類が栽培されていますが、マキベリーは人工的に作られてはおらず、野生のものを収穫しています。
そのため、希少価値が高いベリーとなっています。
また、マキベリーは古くからパタゴニアの先住民族であるマプチェ族によって大切に利用されていました。
マプチェ族はマキベリーを食用以外にも薬や結婚や祈祷などの儀式の際にも利用しており、「神聖なる木」として崇められてきました。
しかし、マキベリーの存在が明らかになり、さらに驚くべき効果や効能があることがわかったのは、ここ最近のことで、その切っ掛けは、300年に及ぶスペイン帝国による侵略に屈せず、最後まで抵抗したのがマプチェ族だったことがわかったことだと言われています。
その時、マプチェ族はマキベリーの発酵酒を飲んでいたとされ、強靭な肉体やスタミナを作った源としてマキベリーが注目されるようになったのです。
マキベリーは、パタゴニアで収穫されるその他のベリー類と同様に、抗酸化作用に優れたアントシアニン(ポリフェノール)が含まれているのですが、その含有量が果実の中でトップクラスと言われています。
このことから、次世代のスーパーフードとして大変注目を集めています。
マキベリーの効果・効能について
強い抗酸化作用のあるマキベリーは、摂取することでどのような効能や効果が期待できるのでしょうか。
生活習慣病の予防
マキベリーに含まれるポリフェノールの一種であるアントシアニンは、血中コレステロールの酸化を防ぐことで血管の老化を防ぎ、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの予防に役立ちます。
美肌効果
紫外線を浴びた肌は、光による老化が原因でシワ、シミ、たるみを起こしますが、この時肌の内側にある細胞や脂質の酸化を防ぐのが、抗酸化物質です。
マキベリーに含まれるアントシアニンは、特に優れた抗酸化作用を持つデルフェイニジン類のため、このような光による肌の老化を抑制します。
血糖値を下げる
マキベリーには、血液中の糖の分解を促進するインスリンの働きを助けると共に、糖の合成を抑制する2つの働きがあります。
このため、インスリンの過剰な分泌を抑えると共に、余分な糖を作らせないため血糖値を下げる効果があります。
炎症を抑える
強い抗酸化作用のあるアントシアニンの中でも、デルフェイニジン類は特に炎症を抑える効果に優れていると言われています。
これは、デルフェイニジン類が炎症に関わるたんぱく質の増加を抑える働きがあるためです。
ダイエット効果
マキベリーには、アントシアニンの他にビタミンCやカリウム、必死脂肪酸なども多く含まれていることから、血液の流れを促進し、むくみを解消してダイエット効果も期待できます。
マキベリーは、こんな人におススメです!
マキベリーは、薄紫色の小さな実でブルーベリーなどとよく似ています。
これらのベリー類に共通している紫色は、アントシアニンというポリフェノールが豊富に含まれていることを示しているのですが、アントシアニンは元々紫外線などから自分の身を守るために生成される成分で、強い抗酸化作用を持っていることがよく知られています。
中でも、アントシアニンは目の疲れや視力の低下に効果があると言われており、ブルーベリーやビルベリーなどは眼精疲労を回復するためのサプリメントとして幅広く使用されていますが、このブルーベリーやビルベリーよりも多くのアントシアニンを多く含むのがマキベリーです。
そのため、マキベリーは長時間のパソコンやスマートフォンの使用における目の疲れや、緑内障や白内障といった眼病の予防に効果があると考えられています。
マキベリー・サプリメントの選び方や基準
マキベリーサプリメントを購入する際には、以下の項目に注意をして選びましょう。
1.製造過程をチェックしましょう。
せっかくマキベリーの成分が入っていても、高温で処理されていると成分の多くが破壊されている場合もあります。
一方、低温で時間を掛けて作られたものは有効成分がしっかりと残っているため、製造過程を確認しましょう。
2.製造期日をチェックしましょう。
サプリメントは食品のため、鮮度があります。
中には長い間倉庫に保管しておいたものを販売しているお店もあるため、製造期日は忘れずに確認しましょう。
3.余計なものが入っていないかチェックしましょう。
サプリメントには、必要な成分の他に添加物が入っている場合があります。
添加物が全く入っていないサプリメントを探すのは難しい点もありますが、できるだけ少ないものを選ぶようにしましょう。
マキベリーの摂り方や摂取量は?
日本では、生のマキベリーを摂取することは今の時点では不可能と言われています。
そのため、サプリメントやパウダーで摂るのが一般的です。
なお、1日の摂取量の目安は5g程度となっており、いくら体によいからと言って過剰摂取するのは好ましくありません。
あくまでも、補助食品という位置づけで摂取することが必要です。
マキベリーの副作用について
マキベリーは食品のため、副作用はないと考えられています。
ただし、医師による指示の元で投薬治療を行っている場合や、アレルギーなどがある方は、自己判断で摂取はせず必ず確認した方がよいでしょう。
また、マキベリーに限らずどのような成分であっても過剰摂取は思わぬ弊害を招くことがあるため、目安以上を摂取しないように気を付けましょう。
マキベリーの効果・効能やサプリの選び方と副作用は?のまとめ
世の中には、まだまだ私達の知らない優れた食べ物があるようですね。
マキベリーもその中の一つでしたが、健康を保つための方法として、是非マキベリーの摂取を検討してみてはいかがでしょうか。