一瞬で眠気覚ましに効果のある方法はコレ!
ランチを食べた後は、眠くなってしまって仕事に集中できない。
午後からの仕事や勉強は頭がぼーっとしてあまり捗らない。
このような経験がある方は多いと思います。特に、前日の夜は十分な睡眠を取っているにも関わらず、眠気がくると「そんなはずないのに・・」と思ってしまいますよね。
眠気は仕事や勉強の質を低下させますし、何より人前であくびが出てしまうと自己管理がなってないとレッテルを貼られてしまいそうで気が気じゃありません。
でも、徹夜で働いたとか寝るのが遅かったのならいざ知らず、十分睡眠時間が確保できたのに、どうして眠くなるのか不思議じゃありませんか?
また、万が一そのような状況になった時、手軽に眠気を覚ます方法を知っていたら便利だと思いませんか?
そこで今回は、眠気覚ましに効果のある方法やツボをご紹介したいと思います。
目次
なぜ、眠気に襲われるの?その原因は?
前日に十分な睡眠を取っているにも関わらず、午後になると眠気が襲ってくる原因は、ランチの「食べ過ぎ」と「血糖値」にあると言われています。
特に現代人は朝食を抜く方が多いため、ランチに2食分食べる方も少なくありません。
一度にたくさんの食べ物が入ってくると、胃は通常の消化ペースでは間に合わないと察知し、消化機能を強化しようとします。
その時、体内の血液やエネルギーが胃や腸に集中するため、脳への血液量が減り、血液量が減ることで酸素量も減るため眠気が起こると言われています。
また、これと同様に「早食い」も胃腸の消化機能に血液やエネルギーが集中するため、眠気が起こりやすくなると言われています。
さらに、食事中によく水分を摂る方も要注意です。水で胃液が薄まってしまうことにより、その分消化機能が低下するため同様の状況に陥ってしまいます。
そしてもう一つの眠気の原因である「血糖値」。
食事をすると体内からインスリンという物質が分泌され、摂取した食べ物のブトウ糖を分解しエネルギーに変えるのですが、このインスリンを分泌する膵臓に何らかのトラブルがある場合、インスリンの分泌が上手く行われないため血糖値が急上昇、もしくは急降下することによって食後に強い眠気が感じることがあります。
一般的な眠気覚ましに効果のある方法やグッズは?
コーヒーに含まれるカフェインには、脳を覚醒する作用があるため眠気覚ましにはぴったりです。
しかし、カフェインが効いてくるまでには30分ほど掛かると言われていますので、大切な会議などがある場合は時間を調節して会議の前に飲んだ方がよいでしょう。
これと同様に、緑茶や紅茶にもカフェインが入っているのでコーヒーが苦手な方はこちらを試してみて下さい。
また、メントールが入ったアメやガムを口に含むのも効果的です。
メントールの香りが脳を刺激してくれますし、ガムの場合は噛む行為を行うことでも脳の働きを活発にしてくれます。
この時、アメやガムを噛んだ後で水分を入れると、清涼感がよりパワーアップして眠気がすぐに取れると言います。
中でも最強の組み合わせと言われているのが、フリスクと氷水。フリスクを口に入れて噛んだ後氷水を飲むと、脳がシャキッとして眠気が吹っ飛ぶそうです。
眠気を解消する「ツボ」を教えて
コーヒーを飲んでも、ガムを噛んでも、まだ眠気が収まらない・・。
そのような時は、ツボ押しをしてみましょう。ここでは眠気を解消するツボを5つほどご紹介します。
中衝・・中指の爪の生え際の外側から第一関節に向かって降りた辺りを強めに押して下さい。この時、逆の手の親指と人差し指で挟み込むようにして押すのがよいでしょう。
風池・・首の後ろの生え際辺りにあるツボ。脳への血行を促進し、眠気を取ってくれます。
百会・・頭のてっぺんにあるツボで、左右の耳から上に伸びた延長上の線と、鼻から伸びた延長上の線が交わるところにあります。
労宮・・手の平の中央付近にあるツボで、ぎゅっと手を握った時に中指があたる辺りです。ここは指ではなくボールペンなどで少し痛いくらいにぐっと押して下さい。
合谷・・人差し指と親指の間にあるツボで、2本の指の骨が接している部分の少し上を押します。
ランチ(昼食)後の眠気を覚ます方法
昼休み時間内で、可能であれば仮眠を取りましょう。
この場合、20分を目安にし、体を横にせずに椅子に座ったまま眠るのがよいでしょう。
20分というのは熟睡状態に入る手前であり、30分以上眠ってしまうと起きるのに時間が掛かってしまうのでお勧めできません。
脳が一時的に休まるので、20分の昼寝をした方が午後からの仕事が捗るという方も多くいらっしゃいます。
授業中や勉強中に眠気を覚ます方法
仕事中や自宅で勉強中であれば、コーヒーを飲んだりガムを噛んだりということができますが、学校で授業を受けているとなるとそうもいきませんよね。
とは言え、眠くなるのは職場でも自宅でも学校でも同じ。
授業中、急に眠気が襲ってきたら・・困ってしまうと思います。そのような時に覚えておきたいのが、「グーパー法」です。
先生に見えないように机の下に手をやり、手を握ったり開いたりするだけの方法です。
椅子に座ったまま長時間、同じ姿勢でいると眠くなりやすくなってしまいますので、眠いな・・と思ったらすぐに実践してみて下さい。
また、椅子の座る部分を両手でぎゅっと5秒間強く握って、ぱっと離す方法もお勧めです。
こちらもグーパー法と同じく刺激を与えることで目を覚ます方法になります。
さらに、メントール系の成分の入っているリップクリームを目の下や鼻の下に塗ると眠気がなくなるという方もいらっしゃるようです。
しかし、こちらは本来の使用方法とは異なるため、使用の際には十分注意して行うようにして下さい。
仕事中の眠気を解消する方法
職業にもよりますが、自由にトイレに立つことができるので授業中に比べて比較的、眠気覚ましは行いやすいですよね。
コーヒーを飲む、ガムを噛むなどの方法を試しても効果がない場合は、顔や手を洗ってみて下さい。
この時、冷たい水ほど効果があります。夏の暑い時期であれば冷やしたタオルや保冷シートなどを首に巻くのもよいでしょう。
また、ストレッチをする、歩くなどの体を動かすのも眠気覚ましに効果があります。
眠気覚ましの対処法のまとめ
いかがでしたか?
夜、しっかりと寝ていても、仕事中や授業中に思わぬ眠気に襲われることはあるでしょう。
その場合、対処法を知っておくと慌てずに便利だと思います。