髪やアトピーやニキビにも効果的なアルガンオイルの効能！
女性が抱える悩みの一つに、肌トラブルがあります。
肌は外からの刺激を直接受けやすいため、乾燥肌やニキビなどになりやすく、苦労が絶えません。
そして、肌と同じくらい悩みの種となるのが、髪に関するトラブルです。
髪も肌と同様に紫外線などの影響を受けやすいため、パサつく、傷みやすいなどの悩みを持っている方が多いのではないでしょうか。
そのため、肌と髪それぞれに複数のケア商品を購入しているという方も多いかと思いますが、これらをたった一つでケアすることが可能だとしたら驚きませんか。
今回はそんな、女性にとって夢のようなケア商品である「アルガンオイル」をご紹介したいと思います。
目次
アルガンオイルとは？
アルガンオイルとは、モロッコの南西部のみに生育する「アルガンの木」の実の種の核から抽出されるオイルです。
アルガンの木は、高さが10ｍほどになり、地下にはその3倍の長さの根を張り水分を吸い上げます。
木の幹が燃料に適しているため、大量に伐採されたことにより一時期は絶滅の危機に瀕しましたが、現在は国をあげて保護に取り組んでおり、アルガンの林はユネスコの生物圏保護区域にも指定されています。
また、アルガンオイルは、アルガンの実100㎏からわずか1㎏しか採取できないため、「モロッコの黄金」と謳われ、非常に貴重なオイルとされています。
先住民族であるベルベル族は、このアルガンオイルを昔から薬や食用油として利用していましたが、近年になり美容効果が高いとして一躍有名になりました。
アルガンオイルの成分や特徴
アルガンオイルは、ビタミンEを多く含み、不飽和脂肪酸の一つであるオレイン酸を含みます。
また、アルガンオイルはアルガンの実の核を焙煎したローストタイプとノンローストタイプがあり、主に食用として使用されるのはローストタイプ、美容目的はノンローストタイプと言われています。
ローストタイプはやや褐色をしており、ナッツのような香ばしい香りがあるのが特徴です。
オイル自体に風味があるため、どのような料理にも合うのですが中でも卵料理との相性がよいといわれています。
一方のノンローストタイプは、白色で香りはあまりしません。
さらっとしているので肌がべたつかず、浸透性が高く馴染みがよいのが特徴です。
アルガンオイルの効能・効果
アルガンオイルは「ビタミンE」を多く含み、その量はオリーブオイルの2～4倍とも言われています。
ビタミンEには強い抗酸化作用があると言われ、紫外線やストレスなどで体内に増えた活性酸素を除去する働きに優れています。
活性酸素は老化を招く原因と言われていることから、ビタミンEは「若返りのビタミン」とも称されます。
また、ビタミンEは脂溶性ビタミンなので、体内で吸収されると皮膚の表面に留まり肌のバリア機能を高めてくれます。
さらに血行も促進する働きもあるため、肌の新陳代謝を活発にして美肌を保つ効果も期待できます。
そして、ビタミンEと同様にアルガンオイルに含まれるのが、不飽和脂肪酸の一つである「オレイン酸」です。
オレイン酸は人の皮膚に多く含まれる成分で、保湿を高め肌を刺激やストレスから守る働きがあります。
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美しい髪をつくるアルガンオイルの使い方と注意点
アルガンオイルは肌だけではなく、髪にツヤを与え、保水性を高めてくれます。
数多くのハリウッドセレブが、美髪のためにアルガンオイルを使用していることがわかると、世界中の女性に広まりました。
使い方には2通りあり、
- シャンプー前に数滴垂らした後に頭皮ケアを主として使う方法と、
- 入浴後に髪のケアを主として使う方法です。
なお、シャンプー前に頭皮ケアとして使用した場合、髪に多少のオイルが残っても気にする必要はありません。
入浴後に髪のケアをするために使うのと同様に、髪にオイルが浸透してしっとりとツヤのある髪になります。
ただし、髪のケアとして使用する場合に一つだけ注意があります。
それは、髪が乾いた状態では使わないということ。
髪が乾いていると髪に成分が浸透しづらい上、全体にまんべんなく塗ることができずに偏りが生じてしまうからです。必ず半乾きの状態で使用するようにしましょう。
ニキビや肌に効果的なアルガンオイルの使い方
ニキビには油分の多いオイルは厳禁、と思っている方も多いのですが、皮脂の増加が原因の思春期ニキビに対し、大人になるとできるニキビは乾燥が原因と言われています。
そのため、肌の乾燥を防ぐことが必要となるのですが、アルガンオイルはいわゆる「ブースター」の働きに優れていると言われています。
ブースターとは簡単に言うと、化粧水や美容液の浸透効果を高める性質のあるものを指します。
アルガンオイルはその後に使う美容液を肌の奥まで引き込む力があるため、洗顔後に一滴程度肌に馴染ませることで、肌の保湿性を高めてくれます。
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アトピーに効果的なアルガンオイルの使い方と注意点
アルガンオイルは、オーガニック成分であることからアトピー性皮膚炎に悩む方にも安心してお使い頂けます。
しかし、アトピー性皮膚炎の方がアルガンオイルを使用したことで、肌にかゆみが生じたり赤く腫れてしまうなどの症状が出ることがあります。
これは、皮膚や体質に合わなかったというケースもありますが、一方で使用方法を誤っている可能性も考えられます。
というのも、アルガンオイルはアトピー性皮膚炎に単体で使用した場合、逆効果となってしまうからです。
アトピー性皮膚炎の方がアルガンオイルを使用する場合は、最初は普段使用している美容液を塗った後にアルガンオイルを塗って下さい。
こうすることで美容液の効果を高める働きがあります。
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アルガンオイルの選び方
市場に出回っているアルガンオイルには、残念ながら粗悪品が混じっているのが現状のようです。
そのため、品質の低いものを使うと肌トラブルの原因となることから注意が必要です。
アルガンオイルを選ぶ時には、美容用のノンローストタイプを選びましょう。
また、新鮮で良質のアルガンオイルは金色に輝いていると言われているので、色に着目して選ぶのもよいでしょう。
実際に使った人のアルガンオイルの口コミや評価
アルガンオイルを使ってみたいけれど、まだ少し不安・・という方のために、実際にアルガンオイルを使用したことのある方の声を集めてみました。
評価として多かったのは「アルガンオイルの独特の香りには好き嫌いがある」というもの。特に気にならないという人もいれば、顔につけるのはNGだったという人もいます。
また、使用した多くの方が「アルガンオイルをつけた後に化粧水や美容液をつけると浸透度合いが変わる」と感じているようです。
その一方で、やはりオイルということもあり「ニキビが増えてしまった」方や「肌がガサガサになってしまった」方もいらっしゃるようでした。
アルガンオイルのまとめ
いかがでしたか？
アルガンオイルはその希少価値から、決して安くはありませんが、これまで肌や髪によいと言われているものを試したものの、いまいち効果を得ることができなかったという方にも試す価値のあるものではないかと思います。