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亜麻仁油の効能・効果【肌荒れや冷え性の症状を改善】

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亜麻仁油の効能・効果【肌荒れや冷え性の症状を改善】

亜麻仁油の効果や効能と食べ方やレシピ

ダイエットには悪、という考えが世の中に定着していますが、そのような中で最近は「摂取することで健康になれる油」、特に亜麻仁油が人気となっています。

私達は毎日食事をしますが、料理の材料にはこだわっても油には関心がないという方は多いのではないでしょうか。

自宅で調理する場合もそうですが、外食やインスタント食品、スナック類、菓子パンなど、気が付かないうちに以外と多くの油を摂っています。

それらの油を全て体によい油に替えることは難しいかも知れませんが、自宅での食事の際に良質な油を摂ることはとても意味のあることだと思います。

すでに健康意識の高い海外では、油にこだわった生活をしている方も増えていることから、今後、日本でも油を選ぶ時代がくるかも知れませんね。

その中でも、特に注目を集めているのが「亜麻仁油」です。

あまり聞き慣れない油の名前ですが、亜麻仁油とは一体どのようなものなのでしょうか。

そこで今回は亜麻仁油について調べてみました。


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目次

亜麻仁油って何?有効成分やカロリーは?

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亜麻仁油とは、植物の亜麻(アマ)の種子から抽出される油で、食用の他に塗料やインクの原料としても使われています。

亜麻の種子を亜麻仁(アマニン)ということから、正式名称は「アマニン油」なのですが、アマニ油と読まれることの方が多いようです。

なお、亜麻の茎の部分は、高級繊維であるリンネル(リネン)の原料となります。

亜麻は江戸時代に薬として使用するために栽培が開始されましたが、中国からの輸入が容易かったため定着せず、その後第二次世界大戦中には繊維用として北海道で栽培が盛んに行われていましたが、これも定着しませんでした。

しかし、2002年に食用として再び北海道で栽培が開始されてからは、亜麻仁油には人の体に不可欠な不飽和脂肪酸のα-リノレン酸が多く含まれていることから、「健康食品」として注目を集めるようになりました。

ちなみに、亜麻仁油100g中のカロリーは、41.4kcalです。

 

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亜麻仁油の効能・効果について

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亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸には、血流促進効果やコレステロール・血圧の低下作用があると言われています。

このため、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を予防し、肌荒れや肩こり、冷え症などの症状を改善する働きがあると考えられています。

また、α-リノレン酸は体内に入ると、EPAやDHAに変換します。

EPAには中性脂肪を分解し、排出する働きがある他、近年では、痩せるホルモンと言われているGLP-1ホルモンの分泌を促すことから、ダイエットにも効果があると期待されています。

一方のDHAは、脳や神経細胞と密接な関係があると言われており、たくさん食べると頭がよくなる、という話を聞いたことがある方も多いと思います。

これは、DHAによって脳の情報伝達がスムーズに行われることによって記憶力や学習能力が向上するからだと言われています。

さらに、魚を多く食べる国や地方に住む人、すなわちDHAの摂取量が高い人ほど、うつ病などの発症率が下がるというデータも公表されています。

 

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亜麻仁油は、こんな人におススメです!

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現代の日本において、国民病と言われている花粉症やその他のアレルギー疾患の増加には、必須脂肪酸であるリノール酸の過剰摂取が原因の一つと言われています。

リノール酸は、摂取すると体内でアラギドン酸に変わります。アラギドン酸は、胎児や乳児には必要不可欠な脂肪酸ですが、その一方で過剰摂取するとアトピー性皮膚炎などのアレルギーを引き起こし、悪化させると言われています。


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また、リノール酸は一般的な食用油に多く含まれているため、私達は日常的にリノール酸を過剰摂取しやすい状況にあります。

そして、このリノール酸は亜麻仁油にも含まれています。

しかし、亜麻仁油にはα-リノレン酸も含まれているため、リノール酸に偏りがちな体内で上手く共存することにより、お互いのよい部分を支え合う形がとれるのです。

このため、リノール酸がもたらすアレルギーの発症リスクを抑える働きがあると考えられています。

 

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亜麻仁油の摂り方や摂取量は?

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亜麻仁油の一日の摂取量の目安は、小さじ1程度。

いくら体によいと言っても、亜麻仁油は油ですのでカロリーは高めです。

たくさんの量を摂取するとカロリーオーバーとなってしまいますから注意しましょう。

また、亜麻仁油は加熱に弱く、50℃以上になると酸化してしまうため、調理用の油としての使用はおすすめできません。そのまま使うのがよいでしょう。

さらに、開封後は冷蔵庫で保管し、なるべく早く使い切るようにして下さい。

空気に触れてから長期間保存しておくと、酸化が進み、過酸化脂質に変化してしまいます。

過酸化脂質を含む亜麻仁油は、効果を得られるところが逆に生活習慣病などの原因となってしまうため注意しましょう。

 

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亜麻仁油の効果的な食べ方や飲み方や調理方法は?

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亜麻仁油は、加熱に向かない油のためそのまま摂るのが望ましいのですが、独特の風味があることから苦手に感じる方も多いようです。

そのような時には、はちみつやメープルシロップと共にヨーグルトに混ぜて食べてみてはいかがでしょうか。

ヨーロッパでは、健康のためこのような食べ方を日常的に行っているそうです。

 

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亜麻仁油を使ったレシピを教えて!

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亜麻仁油を使用したレシピは数多くあるのですが、その中でも特におすすめなのがトーストです。

作り方もとても簡単で、食パンをトースターで焼いたら、亜麻仁油ときな粉を混ぜて塗るだけ。

ピーナッツバターのような濃厚な味わいになり、亜麻仁油の香りもそれほど気にならなくなります。

この時、亜麻仁油ときな粉を混ぜたものは、焼く前に塗らないようにしましょう。

トースターの加熱程度では酸化しないという声もありますが、できるだけ火を通さない方が安心です。

 

亜麻仁油の副作用について

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現在のところ、亜麻仁油の摂取による副作用の報告はないようです。

しかし、過剰摂取すると下痢や腹痛が起こる可能性もあるようですから、適量を心掛けるようにしましょう。

 

亜麻仁油のサプリメントの選び方や基準

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亜麻仁油の有効成分を手軽に摂りたい方には、サプリメントも人気があります。

しかし、数多くあるサプリメントからどれを選んだらよいかわからないという方もいらっしゃいますよね。

そこでここでは、亜麻仁油サプリメントの選び方をご紹介したいと思います。

 

①成分や原材料が明確に表示されているか。

亜麻仁油を使用していることは勿論ですが、サプリメントに配合されている成分やその原材料の表記がしっかりとされていないものは避けた方がよいでしょう。

不必要な成分が入っていたり、添加物が多く入っている場合があります。

 

②品質管理はしっかりされているか。

パッケージに記載されている場合もありますが、なければ電話などで問い合わせしてみてもよいでしょう。

その際、きちんと情報開示を行うメーカーは信頼に値するでしょう。

 

亜麻仁油のまとめ

亜麻仁油は決して安い価格ではありませんが、一日少量を摂取するだけでよいので、健康作りの第一歩として是非始めてみてはいかがでしょうか。


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