エラグ酸・・・あまり?耳にしない言葉ですが、ご存知ですか?
実は、もともと最強の力を持ち、有名な成分です。
そして調べていくと、さらに驚きの効果がわかりました。
今回、このあまり耳にしなかった「エラグ酸」の効果・効能を紹介したくまとめています。
実際、知らなかったこと、少しの知識はあったけどここまで?
そんな衝撃を受け、あなたもエラグ酸に興味を抱くようになると思います。
目次
エラグ酸って何?
まずエラグ酸とは、この問題を解決しましょう。
エラグ酸は、イチゴやブルーベリー、果物に多く含まれる天然のポリフェノールの一種です。
実はガンの発生を抑制する効果があるとして、注目されていた成分なのです。
ご存知でしたか?
またポリフェノールの一種と聞いて、ピンときた方もいるかもしれませんが、
ポリフェノール=抗酸化作用を持つ
この抗酸化作用効果から老化防止にも役立つとされているのがエラグ酸。
あら、なんだかとても良いものなんじゃない?
そうですね、あまり耳慣れないエラグ酸ですが、実はガン発生の抑制効果、そして抗酸化作用を持っているのです。
これはしっかり調べる必要がありそうですね。
エラグ酸の効果・効能について
そして、さらに驚く効果・効能がありました・・・
今回、しっかりまとめてみようと思います。
一緒に知識を身に付けて下さい。
先に挙げたように、エラグ酸はもともと、ガン発生を抑制する効果が有名になりました。
さらにはポリフェノールの特徴、抗酸化作用を持ちますよね?
そして、さらに!
このエラグ酸、実は化粧品などの使われるほど、美白効果も持っていました。
これは、エラグ酸の持つ働きにメラニンを黒色化させる、チロシナーゼという成分があるからなのです。
ここまででも、
- ガン発生抑制効果
- 抗酸化作用を持つ
- 美白効果
と、様々な働きをしていますが、さらに注目して頂きたい効果がありました。
注目して欲しい効果、近畿大学農学部、河村幸雄教授と森山達哉准教授の研究グループが発表した「レジスチン分泌抑制作用」についての記事に目を通して下さい。
ザクロ果汁成分「エラグ酸」に「レジスチン」分泌抑制作用 近畿大学農学部グループが発見、糖尿病予防に役立つ可能性
近畿大学農学部(奈良市中町、学部長:宇都宮直樹)の河村幸雄教授と森山達哉准教授の研究グループは、ザクロ果汁に含まれる食品成分である「エラグ酸」が、糖尿病の発症要因となる病態「インスリン抵抗性」の原因分子の1つである「レジスチン」の分泌を抑制する働きを持つことを突き止めました。「エラグ酸」は悪玉の「レジスチン」の分泌を抑制する一方、善玉分子の分泌には影響しないという利点も判明しました。
そうです、さらに注目して欲しい効果とは「糖尿病予防効果」です。
この研究は、文部科学省による私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「環境調和を志向した革新的植物アグリバイオ技術の統合型研究拠点の形成」(S1101035)の一部として行われています。
米国の生化学専門誌「Biochemical and Biophysical Research Communications」 の2012年1月13日号に発表されているのです。
糖尿病は、肥満や運動不足など生活習慣などからインスリンの分泌がなくなってしまうことが原因と言われています。
通常、体内では善玉分子であるアディポネクチンが分泌され、インスリン抵抗性を防いでいます。
しかしここで生活習慣が乱れ、肥満や運動不足が問題になると体は異常を感じ、アディポネクチンの分泌が減少、そして一方では、レジスチンやTNFα、悪玉分子が分泌。
その結果がインスリン抵抗性を引き起こし、糖尿病に繋がります。
つまり、インスリン抵抗性を予防・改善するに?
善玉分子アディポネクチンの分泌を増やすか減らさない一方で、しっかりレジスチン、TNFα、悪玉分子の分泌を抑えればよいと考えがありました。
でも・・・
レジスチン、TNFα、悪玉分子の分泌を抑える働きを持つ食品成分は、あまり知られていません。
ザクロの果汁に含まれる食品成分には、糖尿病の予防・改善に寄与できる可能性がありますが、実際に糖尿病は現段階で根本的な治療法がないと言われています。
糖尿病に関しては、予防こそが最大の対策。
そこで、この研究は私たち人間には大きな衝撃を与えたと言えるのではないでしょうか?
糖尿病予防効果の印象が強くなりましたが、エラグ酸から得られる効果。
- ガン発生抑制効果
- 抗酸化作用を持つ
- 美白効果
- 糖尿病予防効果
しっかり摂取していきたいですね。
エラグ酸ってどういう食べ物に多く含まれているの?
では、エラグ酸効果を得るには何を摂取したら良いのでしょう?
- ザクロ
- ブラックベリー
- イチゴ
- ナッツ類
- クランベリー
ぜひ、積極的に摂取してください。
エラグ酸・サプリメントの選び方や基準
エラグ酸は食品からではなく、サプリメントからも摂取できます。
まず、正しい選び方の知識に、サプリメントは医薬品ではなく栄養補助食品という知識をしっかり前提におきましょう。
そして、安全性が確立されているか?天然素材か?ここに注意して選びましょう。
食品からではなく、体で吸収するものです。
だからこそ、安全性はしっかり重視しましょう。
エラグ酸の摂り方や摂取量は?
食べ物に含まれるポリフェノール。
実は、赤ラズベリーに含まれているエラグ酸のみが人間の体に良く吸収されることが分かりました(驚)
なかなか簡単には手に入りにくいかもしれませんが、赤ラズベリーの摂取はより大きなエラグ酸を体内に摂取できますね。
赤ラズベリーの他にも、リンゴ、ざくろ、イチゴにも実際、含まれている成分なのですが、赤ラズベリーに比べると吸収率が低くなります。
そしてポリフェノールはビタミンCと摂取することが効果を増すと言われています。
ビタミンCの一日摂取量の目安は1500mgを参考に、バランス良く摂取してください。
エラグ酸の副作用について
エラグ酸、天然成分から抽出された成分です。副作用の心配はありません。
ただし、バランス良く摂取、このことを忘れないようにしましょう。
エラグ酸の効果・効能!摂取量や副作用の心配はないの?のまとめ
エラグ酸、紹介したように化粧品にも使われるほど、美白効果を持ちます。
エラグ酸配合の美白化粧水も同様、ビタミンC成分が入っているとさらに効果大。
食品から、化粧品から、エラグ酸を摂取することで、美白効果、そして健康を手に入れることが出来ます。