クエン酸の効果と効能!副作用の心配はないの?
あなたはクエン酸についてどのくらい知識がありますか?
クエン酸のことならなんでも知っている、体にいいよね?
そんな方もいるでしょう。
クエン酸・・・なんだっけ?という方もいるでしょう?
知ってるよ!え!教えていいの?・・・・・。という方もいるでしょう。
では、知っている人は知っている、知らないとは全く知らない、知っているようで知らない人。
どちらが正しいのか?クエン酸についてまとめてみましょう。
目次
クエン酸って何?
クエン酸は、酸っぱい成分のことをいいます。
レモン、みかん、グレープフルーツなど、柑橘類や梅干し。
口に入れると酸っぱいと感じますよね?
梅干しに関しては、想像だけで口いっぱいの唾液が・・・(笑)
この「すっぱ!」と感じるのは、クエン酸によるものなのです。
このクエン酸、今では健康や美容目的に、食材やドリンクなどに使われたり、さらには洗顔、入浴剤、掃除・洗濯の汚れ落としなどにも用いられています。
クエン酸の効果・効能について
では、食品、ドリンクさらには掃除・洗濯の汚れ落とし、なんだかまとまりはありませんが、様々な場所で効果を発揮しているクエン酸の、私たち人間に与える効果を調べましょう。
食欲回復効果
必要ない人は必要のない効果かもしれません。
しかし、必要な人にはこれが1番必要!という人もいるのがこの現代社会。
なかなか時間が安定しない、結果お腹がすいた・・・と感じた時に摂取できない。
キープを過ぎた時には、なんか気持ち悪い。
そこで仕事は忙しく栄養を付けたいのに体が拒否反応、体力そして体重は減少。
そこで役立つのが、胃腸の動きが鈍っているときに摂取するクエン酸。
クエン酸を摂取することで、胃液の分泌・胃の活動が促進され食欲回復作用を発揮します。
疲労回復・軽減
食欲回復効果からも感じられると思いますが、クエン酸はクエン酸回路という、なんだかよくわからない回路があります。
クエン酸回路?これは、体内に取り入れた栄養素。栄養素からエネルギーを産生する過程で欠かせない回路です。
つまり、クエン酸を摂取することで、このクエン酸回路がしっかりと機能します。
体内のエネルギー産生が活発になる、そこから疲労軽減や早期回復が望めます。
尿酸値の減
クエン酸には尿のpHを下げることでアルカリ化する働きもあります。
尿中に尿酸が多く溶けるようになり、尿酸がしっかりと体外に排泄されます。
血中の尿酸値低下へとつながりますので、尿酸値が高くなる疾患、「痛風」を防ぐことが出来ます。
ちなみに、痛風の薬の一つとして、クエン酸塩を使用したものがあるそうですよ。
尿路結石予防
尿酸値を下げる効果で、尿中に尿酸が多く溶け、尿酸がしっかり体外に排泄されると説明しましたが、クエン酸には尿がアルカリ化されると同時に、尿中のカルシウムと結合する作用も発揮します。
そこで、尿路結石の形成の予防に効果があると言われています。
ビタミンB群吸収促進
クエン酸はビタミンB群同時摂取で相乗効果を発揮すると言われています。
クエン酸とビタミンB群の摂取で、効率よくエネルギー産を生み出します。
クエン酸ってどういう食べ物に多く含まれているの?
クエン酸が多く含まれる食品、もうなんとなく想像できていますよね?
- レモン
- グレープフルーツ
- いちご
- パイナップル
- キウイ
- 梅干し
- お酢
- ローズヒップ
- アセロラ
とにかく、爽やかな酸味を持つ食品に多く含まれています。
クエン酸・サプリメントの選び方や基準
では、手軽に簡単に、そして長期的にしっかり摂取できるサプリメント。
サプリメントからもクエン酸は摂取できます。
どのような基準で選ぶと良いのでしょう?
- 安全性
- 天然素材
サプリメントは大丈夫!ではなく、食品を手にする時と同じように安全性は着目しましょう。
そして、サプリメントを選ぶ際には、メーカー名や成分表示に惑わされないことも大切です。
サプリメントは、医薬品ではありません。
しっかり見極め、安心・安全、そして納得できる商品を購入しましょう。
クエン酸の摂り方や摂取量は?
クエン酸の理想摂取量は1日に2g。
クエン酸効果に疲労回復効果がありましたよね?
疲れが溜まっているな・・・
普段から常に、スポーツをしている人などは、1日の摂取量を5gと少し多めに摂取すると良いでしょう。
クエン酸は、1回の摂取量を増やしたからといって、その分の効果を得ることは出来ません。
朝、クエン酸を摂取、そこから実際、仕事終わりのスポーツ時までクエン酸効果を得られるかというとそうではありません。
摂取から時間が経つと、使われなかったクエン酸は体外へ・・・
つまり、クエン酸は1日に数回分けて摂取することが理想です。
そして、繰り返しになりますが、クエン酸効果をさらに発揮できるのは、「ビタミンB群」を一緒に摂ることです。
クエン酸にはビタミンB群という知識があれば、さらにクエン酸効果を体内で実感できます。
そして知ってるだけ、摂取しやすいクエン酸。
例えば、
- 柑橘類なら1個。
- いちごが好き~という方はいちごは小粒なので5~6粒。
- 梅干し、大好き!(分かりますよ)そんな方は2~3個。
そしてクエン酸の性質、加熱しても壊れない!
なので、紹介した食品、そのままは苦手!って言う方も、果物、焼き菓子に練り込んだり、加工したら食べれる!って言う方もクエン酸はしっかり摂取できるのです。
クエン酸の副作用について
レモン、グレープフルーツ、梅は自然に存在する食品成分。
つまり、クエン酸の過剰摂取やクエン酸による副作用は報告されていません。
また、医薬品との相互作用による被害の報告もありません。
注意が必要となるのは、サプリメントから摂取する際です。
クエン酸の過剰摂取はなくても、サプリメントは様々な成分を配して作られています。
一緒に含まれている成分から過剰摂取という反応がでることもゼロではありません。
やはり、サプリメントはしっかり成分の確認が必要になります。
クエン酸の摂取量や効果・効能!副作用の心配はないの?のまとめ
とはいえ、サプリメントの摂取も用法・用量を守って正しく服用していれば問題はありません。
まず大事なことは普段の生活でバランスのよい食事や適度な運動を取り入れること。
そして、疲れを感じた時にはクエン酸を多めに摂取し、体を休めましょう。