イソフラボンの効果・効能やその効果を高めるポイント!
「イソフラボン」。
よく耳にする言葉かと思います。
今回、イソフラボンについて成分から、効果など詳しく調べています。
目次
イソフラボンって何?
そもそもイソフラボンってなんでしょう?
イソフラボン、それは大豆などの豆植物の芽に多く含まれているポリフェノールと呼ばれる成分の一種です。
そしてイソフラボンの大きな役割、大切な役割、それは「女性ホルモン」のエストロゲンと似たような働きをしている!ということです。
女性ホルモンの代用成分!
とても魅力的な成分です。
イソフラボンと大豆イソフラボンの違いは何?
イソフラボン、パッケージの裏を確認すると、イソフラボンの摂取をしたいのに、「大豆イソフラボン」と記載されている。
何が違うの?
イソフラボン、それは大きなくくりの名前と考えていいです。
イソフラボンとは、先に説明している通り、女性ホルモンの代役が出来る成分。
その成分は多くに大豆に含まれていることから、大豆から成分を抽出していますよ、だから「大豆イソフラボン」と記載しているんですよ~。
という解釈で、イソフラボンと大豆イソフラボンに働きの違いはありません。
イソフラボンの代表的な効果・効能は?
イソフラボンが私たちに与えてくれる、健康生活。
イソフラボンの知識が少し理解できたところで、本題に入りましょう。
実際、どのような効果があるのか?
そこが一番のポイントになると思います。
「女性ホルモンの代役」というワードだけでは、女性の為の成分に聞こえるかもしれません。
しかし、イソフラボンの摂取は男性、女性、大人、子ども関係なく様々な効果が期待できます。
生活習慣病予防
とにかく健康に効く!人間、健康が1番です。
生活習慣病、耳の痛い言葉です。
最近では、男女ともに忙しい1日を過ごしていると思います。
どうしても、栄養が偏って野菜不足が続いてしまうことも原因ですが、運動量が減っているのも大きな原因です。
しっかりと毎日規則正しく睡眠がとれない。
残業続きで帰りは深夜・・・疲れがとれないまま、朝が来てまた出社。
自炊の時間がなかなか取れず、デリバリーやコンビニ弁当。
体内の動きが正常に行われず、血中のコレステロール値は上がる一方。
そんな、体内にイソフラボンを摂取してあげることが改善に一歩です。
イソフラボンの成分には体内のコレステロール値を下げる働きも持っています。
悪玉菌を退治しながら、善玉菌を増やしてくれる役割も持っています。
イソフラボンの摂取で生活習慣病予防が出来るのです。
快眠に効く
快眠、生活習慣病の原因でもある良い睡眠。
睡眠一つでも、しっかり熟睡できていなければ疲れはとれません。
逆に浅い眠りがただ続いているだけだと、疲れが溜まってしまいます。
イソフラボンが快眠効果を持つのは、自律神経を整える効力があるからです。
自律神経を整えることによって、日頃のストレスを解消してくれ快眠に繋がるのです。
更年期障害症状を抑える
更年期障害、女性が気になる症状だと思います。
更年期になると、頭痛や些細なことでのイライラ・・・。
ホルモンバランスの乱れからの閉経などで、気が落ちてしまいますよね?
言葉では説明しづらい症状、でもとても気落ちしてしまい、悪化すると鬱病になることもあります。
そんな更年期障害の症状を緩和させてくれるのもイソフラボンです。
更年期障害の大きな原因は、体内の女性ホルモンが減少していくことから起きてしまいます。
加齢とともに女性ホルモンの減少は仕方のないこと。
ですが、体内で作ることができないのなら、摂取すればいい!ということです。
イソフラボンが女性ホルモンと似たような働きをしてくれるので、理にかなっているといえるでしょう。
その他のイソフラボンの効果
イソフラボンはエストロゲンと似た働きがあることから、次のような効果が得られるとされている。
- ホルモンバランスを整える
- 月経周期を調整する
- 乳がんのリスクを低下させる
- コレステロール値を改善する(脂質代謝を改善する)
- 骨粗しょう症を予防する
など
イソフラボンの女性への効果は?
生活習慣病から、快眠効果、そして女性のための更年期障害の予防。
様々な効果があることは理解できたでしょうか?
次は、イソフラボン=女性ホルモン。
納得出来る効果を紹介します。
バストアップ効果
はい、イソフラボンの摂取でバストアップ効果があります!
バスト、それは女性ホルモンの分泌で女性らしい体にという働きから、女の子は胸が大きくなります。
つまり、女性ホルモンをたくさん分泌することで、ホルモンバランスを整え、体内では女性らしい体作りが始まるのです。
実際、バストアップとイソフラボンの関係は検証済み!
ぜひぜひ、取り入れていきたいですよね?
いつまでも若く、アンチエイジング効果
加齢に負けない、美貌作り。
イソフラボンは、強力な抗酸化作用効果を発揮します。
抗酸化作用によって、生活の乱れや日頃の疲れを体内に残すことなく過ごせるのです。
結果、生活の乱れにプラス加齢とくると、肌は老化に向かってしまい、シミやシワが現れてくるのですが、肌のターンオーバーが加速されること予防でしてくれているのです。
生理痛の緩和
女性には、毎月憂鬱な日が訪れると思います。
眠気や腰の痛みや、食欲減退、お腹の痛みなど・・・
そしてしっかり周期的に来ない、という悩みを抱えている人もいると思います。
「生理痛」、「生理不順」です。
女性の体は、女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると、生理に関係なく、肩こりや不眠、めまい、のぼせなど様々な症状が起きます。
そこで起きるのが生理痛や、ホルモンバランスの乱れで周期が遅れることもあります。
イソフラボンが不足しているエストロゲンの働きを補うことで、生理痛の緩和、生理不順の悩みを解消してくれるのです。
ダイエット効果も発揮
ここまででもいいこと尽くしのイソフラボン。
それでもまだあります。
基礎代謝の低下、それはダイエット効果を妨げる原因です。
そしてやはり脂肪を落とすには、基礎代謝アップは基本中の基本ですよね?
イソフラボンで基礎代謝アップ、そして基礎代謝があがることで、便秘解消にも繋がり、倍の効果を発揮します。
老廃物を排出、むくみ解消、便秘解消で美肌効果。
これは、必死食品確定ですよね?
イソフラボンの男性への効果は?
結局、女性の為じゃん!
と、思っている男性の方々・・・
年齢を感じる瞬間、出来事、変化はなんですか?
疲れが次の日に残る、排便の調子が悪い、ストレスが溜まる。
同じ様に、男性の生活にもたくさんの効果を出してくれますよね?
そして男性ならでは?というと抜け毛・・・?
育毛、抜け毛対策
イソフラボン=女性ホルモンと、抜け毛?
男性の抜け毛の原因が何かご存知ですか?
抜け毛の原因、育毛効果が出ない・・・
その原因に男性ホルモンが関係しているのです。
そこで、女性ホルモンを摂取するのはどうだろうか?という考えです。
するとどうでしょう?
女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするということが、男性の抜け毛予防に効果があることが判明したのです。
よく分からない・・・
女性がある時期、抜け毛で悩みます。妊娠、出産の時期です。
その時期、体内のエストロゲンが減少することから起きる症状。
つまり、エストロゲン減少と抜け毛が結びついているということです。
男性がエストロゲンの摂取、イソフラボンの摂取で抜け毛対策が出来ていることが分かりましたか?
前立腺がんの予防
前立腺・・・男性だけにあり、精液の一部をつくっている臓器。
前立腺は、恥骨(骨盤を形成する骨の1つ)の裏側にあり、栗の実のような形をしています
前立腺の細胞が正常な細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することで前立腺がんが発症します。
そんな男性特有の臓器、前立腺。
前立腺がんとイソフラボンの関係についてお話します。
ここまで書いていると、イソフラボンの摂取で予防できるの?
と、期待してしまいますが、残念ながら前立腺がんを発症させない!という答えではありません。
どのように関係しているのか?というと、
前立腺がんを発症してからの進行に大きく関わっています。
イソフラボンにはエストロゲン活性があり、血中テストステロンレベルを下げたり、発がんに関わるチロシンキナーゼの作用や血管新生を阻害したりする働きをしています。
その働きによって、発症した前立腺がんの進行を抑えてくれる効果があります。
イソフラボンの効果を高めるポイントは?
イソフラボンの効果を高めたい!という気持ちに一言お伝えしたいのが、
1日の食事に、豆腐や納豆、大豆類を取り入れるということはもちろんですが、
考え方を変えてみるどうでしょう?
豆腐、納豆の摂取、サプリからのイソフラボン摂取。
イソフラボンは、「万能薬」。
という考えに変えることで、自然と取り入れ方が変わるのではないでしょうか?
万能薬、と考えることが1番効果を高めると思います。
そして、即効性のあるものではない、毎日体に良い物を摂取したい、という気持ちで続けることで体内がキレイになっていくでしょう。
ただ、イソフラボンの過剰摂取には、注意が必要です!
過剰摂取・・・。
1日の必要摂取量は75mgと言われています。
しかし過剰摂取と言う言葉に神経質になる必要もありません。
イソフラボンの過剰摂取で副作用。
その心配はありません。
しかし、サプリからの摂取で75mg!という摂取法は辞めましょう。
サプリは一種の薬です。
薬の過剰摂取は辞めましょう。
大豆イソフラボンの有効成分
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに科学的構造がよく似ています。
そのためイソフラボンはエストロゲンの受容体に結合し、女性ホルモンに似た働きをします。ただし、作用は1/1,000以下と大変弱いものです。
更年期障害のように、エストロゲンが不足状態になると、大豆イソフラボンが補助的に作用し更年期による症状を和らげるよう働きます。
尿中のイソフラボン量と骨密度を調べた研究によると、骨密度が低くなるにつれ尿中のイソフラボン濃度が低くなるという相関関係が証明されました。
尿中のイソフラボン濃度は、大豆の摂取量に比例します。
このことから大豆イソフラボンには骨を強くし、骨粗鬆症の予防する働きがあります。
さらに、女性ホルモンには血管系の病気を予防、悪玉コレステロールを減らし、血液を流れやすくし血圧を下げる働きがあるため、エストロゲン様物質の大豆イソフラボンを摂取することで、同様の効果が期待できます。
豆イソフラボンの副作用と安全性
大豆イソフラボンは歴史的にも長い時間食されてきています。
常識的な範囲で食品、サプリメントから摂取する分には充分な安全性があります。
サプリメントなどから大豆イソフラボンのみを過剰摂取した場合、女性ホルモンのバランスが崩れる可能性が指摘されています。
サプリメントからは1日30mgまでが望ましいとしています。
また妊婦、15歳未満の小児については、日常的な食生活に上乗せして摂取することは推奨できません。
イソフラボンの効果・効能のまとめ
【イソフラボンの効能】
- 女性ホルモンの代役効果
【イソフラボンの効果】
- 生活習慣病予防
- 快眠効果
- 更年期障害症状を抑える
- 生理痛の緩和
- アンチエイジング効果
- バストアップ効果
- ダイエット効果
- 育毛、抜け毛対策
- 前立腺がんの予防
いかがでしたか?
イソフラボンについて細かくまとめたつもりですが、効果・効用、そしてイソフラボン摂取の大切さが分かって頂けたら幸いです。
イソフラボン、それは不思議な漢方薬。
毎日の生活に、ぜひ摂取して欲しい成分です。
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