バナバの効果や効能や摂取量や副作用の心配はないの?
今回、バナバについて一緒に勉強しようと思います。
バナバ、バナナとは全く関係のない植物です。
ある地域では、自宅の庭先に植えられ、様々な効果をもたらしてくれているとか。
自宅で自分で健康のために植物を育てられるなんて素敵です。
そこでは、どのような効果に期待してバナバを育てているのでしょう?
健康だけじゃない!嬉しい効果が期待できるバナバ、少し興味が湧きませんか?
目次
バナバって何?有効成分は?
なんだか気になるバナバって何?
- ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木
- インド、東南アジアから北オーストラリアまでの熱帯地域に分布(温かい地域)
- 高さが5~10m
- 葉の形は卵形で、色は濃緑色
このバナバ、フィリピンでは観賞用植物として庭先に植えたり、薬用植物としてバナバ茶として飲んでいるんだとか。
薬用植物として用いられている?!効果が期待できそうですよね?
そんなバナバに含まれる成分はなんでしょう?
バナバの葉には・・・
- 天然の微量元素
- 豊富なミネラル
- 食物繊維
- タンニン
- グルコース
- 配糖体
- インスリンに似た働きをもつコロソリン酸
なんだか、私たちに必要な成分を豊富に含んでいますね。
ちなみに、インスリンに似た働きをもつコロソリン酸は最近発見されたんだそうです。
タンニンポリフェノールの効果効能!含有量はどれぐらいあるの?
バナバの効果・効能について
老化・病気の原因!活性酸素を除去する効果
近年、大きな社会問題となっている生活習慣病。大きな原因は体内の活性酸素の過剰な分泌なんです。バナバに含まれる糖の一種には、活性酸素の働きを抑制する効果が実験により証明されているため、バナバには抗酸化作用がある事が認められています。そこで、体内の活性酸素除去に一躍かってくれるということです。
血糖値を下げる効果
不規則な生活習慣が原因で、血糖値が正常に保たれなくなると、糖尿病が引き起こされます。これもまた、生活習慣病のひとつです。バナバ葉に含まれるコロソリン酸(最近発見された、インスリンと同じような働きをもつ成分)には、糖を細胞内に速やかに吸収させる効果があると論文で発表されました。
便秘解消効果
水溶性食物繊維も含む、バナバには便秘解消効果も期待できます。食物繊維の働きには、老廃物を便として排泄させる働きがあります。便秘を解消することで腸内環境を整えることにもつながり、様々な病気の予防になります。
バナバ茶の科学的データ
1998年、東京慈恵会医科大学健康センター・健康医学科池田義雄教授(当時)監修のもとに行われたバナバ葉の熱水抽出エキスを含有するバナバミン錠(1錠中バナバエキス125mg)での臨床試験において、対象者の血糖値の平均値が4週間で153.9から133.1と有意に低下することが分かりました。
出典元:血糖値が低下 https://www.naoru.com/banaba.htm
バナバ茶の選び方や基準
バナバは、バナバ茶などから摂取することができます。
【バナバ茶の選び方】
- 原産国をしっかり確認しましょう
- 完全無農薬の表示はありますか?
あまり馴染みのない「バナバ」。
サプリメントを選ぶのに不安がある、抵抗がある・・・そう感じる方も多いかもしれません。
思い切って、商品記載の製造元、メーカーに電話して聞いてみるといいと思いますよ。
バナバの摂り方や摂取量は?
バナバの摂取量は、商品記載の1日の目安量を守ることで安心して摂取できます。
摂取のタイミングなども、特に決まりはなく、基本的にいつ摂取してもOK!
また、フィリピンでは、薬用植物としてバナバ茶として飲んでいる!
初めに、こう伝えたようにバナバは、お茶や粒状に加工したものも販売されています。
バナバ茶として取り入れてみるのもいいかもしれません。
その際は、食前もしくは食事を摂りながら飲むと吸収がよくなり、高い効果が期待できます。
バナバの副作用について
最後にバナバの副作用についてお話します。
一般的には、特に問題となる重篤な健康被害や副作用はありません。
しかし、稀に皮膚や胃腸にアレルギー反応を起こす場合があります。
気になる方は摂取前に医師に相談するようにしましょう。
また、なにか異常を感じたら摂取を辞めるようにしましょう。
バナバのまとめ
バナバについてまとめましたが、いかがでしたか?
日本では、あまり聞きなれないかもしれませんが、フィリピンでは軒先に育つバナバ。
私たちもサプリメントで、お茶でバナバの健康効果を実感できるんです。
社会問題にもなっている「生活習慣病」の予防に、ダイエット効果を実感するには「バナバ」が必要なのかもしれません。