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β(ベータ)カロテンの効果・効能!理想の摂取量は?

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β(ベータ)カロテンの効果・効能!理想の摂取量は?

β(ベータ)カロテンの効果や効能

β-カロテンという言葉耳にしたことあると思います。

このβ-カロテンは、食卓に彩りを、お弁当に彩りをつけてくれる緑黄色野菜からおもに摂取出来ますが、ではβ-カロテンを摂取することで体内ではどのような変化、効果が期待できるのでしょうか?

β-カロテンは体に良い物!というざっくりな認識を持つ方もいらっしゃると思います。

今回、このβ-カロテンがあなたに与える効果をまとめています。

まず、知っていて欲しいワードは、β-カロテンは、カロテノイドの一種で、強力な抗酸化力を持つ栄養素ということです。

 


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目次

β(ベータ)カロテンって何?

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β-カロテンという成分の発見は1930年。

ニンジンの色を思い出してみて下さい、あの橙色。

ニンジンの橙色から健康成分が見つかりました。

ニンジン、英語とキャロット、そこからカロテンという名前が付きました。

このβ-カロテン、カロテノイドの一種で、強力な抗酸化力を持つ栄養素を持つということは冒頭で話しましたが、カロテノイドは2種類に分けられます。

  • a-カロテン
  • β-カロテン

この2種類に分けられるカロテノイド、β-カロテンはカロテンの中で自然界には多く存在しています。

色が鮮やかな食品には、多くのβ-カロテンが含まれます。

そしてβ-カロテンの特徴として注目したいのが、摂取したβ-カロテンが体内でビタミンAに変化、そしてビタミンAの効果を発揮するということです。

摂取されたすべてのβ-カロテンがビタミンAへと変わるわけではなく、その時の必要性に応じてβ-カロテンがビタミンAへ変身するのです。

このβ-カロテン、そして変貌を遂げたビタミンAは体内の粘膜や皮膚、免疫機能を保つ働きを持っています。

私たち人間には必要不可欠な成分であります。

 

ビタミンAが多く含まれる食品や食材と効能・効果!

 

β(ベータ)カロテンの効果・効能について

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では、実際の効果をまとめましょう。

β-カロテンが体内で必要に応じてビタミンAへと変身、つまりβ-カロテンを摂取することでβ-カロテンとビタミンA、2種類の成分効果が期待できることは分かります。

β-カロテンがビタミンAに変身

ここから説明します。

体内に摂取したβ-カロテン、これは約3分の1が小腸に吸収、小腸で活躍します。

このβ-カロテンとして働きかける一部のβ-カロテンは、脂肪組織に蓄えられます。

脂肪組織をカロテノイドの持つ効力、強力な抗酸化作用で守ります。

そしてこの働きを発揮し、必要量をみたしたβ-カロテンはビタミンAとなり、活躍します。

ビタミンAへと変化したβ-カロテン。

ビタミンAは体内に摂取した栄養素の働きを促進するという大事な役割を持っていますので、β-カロテンの役目を果たしたあとも、このように大事な役割を果たすことが出来るのです。

 

【β-カロテン、そして変貌を遂げたビタミンAから得られる効果】

美肌効果
ビタミンAも持つ、皮膚の健康維持の役割が美肌効果を持ちます。ビタミンAには体内のみならず皮膚の新陳代謝を活発にする作用があるもの効果を期待できる一つの理由です。

 

成長促進効果
ビタミンAの持つ力、丈夫な骨作り、成長を支える力があり、成長期、小児、幼児には大事な成分です。

ちなみに発育時期にビタミンAが不足すると、成長の停止、知能障害など欠乏症として現れる場合もあります。

それくらい成長に欠かせない成分です。

 

ガン予防効果
ガンの発症原因の多くは体内の「活性酸素」。

β-カロテンの持つ抗酸化作用が、この活性酸素を撃退。


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β-カロテンがガン予防や抑制の効果に期待できます。

 

夜盲症予防効果
夜間や薄暗い場所で極端に視力が低下、見えずらくなる病気です。

夜盲症に効果を発揮すると言われるのが、β-カロテンからつくられるビタミンA。

ここポイントですよね?ビタミンAではなくは、β-カロテンからつくられるビタミンAが活躍するのです。

この、β-カロテンからつくられるビタミンA視力を正常に保つ役割を持ち、目に現れる症状の中でも、特に夜盲症の予防、そして視力低下の抑制などが知られています。

 

粘膜の健康維持効果
β-カロテンから変貌を遂げたビタミンA。粘膜を丈夫にする働きも持ちます。

粘膜を丈夫にする働きでは、特に口、鼻、のど、肺、胃や腸の健康維持効果を発揮。これだけの部位の粘膜を守ってくれるのなら十分な働きだと思います。

口や鼻、のどの粘膜は、毎年のように注意喚起されるインフルエンザウイルスからも身を守ってくれます。

そして口の中に出来るわずらわしい口内炎予防、歯ぐきを丈夫にしてくれます。

肺の炎症、肺炎、そして胃炎、腸炎、それぞれ粘膜が傷付き、弱っている粘膜にウイルスが繁殖することが原因でもあるわけです。

臓器の粘膜をβ-カロテン摂取で守りましょう。

 

胃もたれ原因と解消法【吐き気・ゲップ・下痢】

 

β(ベータ)カロテンってどういう食べ物に多く含まれているの?

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β-カロテンの摂取で最も含有量が多い食品は「しそ」です。

含有量は、11000ug。

次に、モロヘイヤ、ニンジン、パセリに多く含まれます。

他にもちょっと飾り付けのバジルもβ-カロテンは含まれています。

あしたば、しゅんぎく、ほうれん草、かぼちゃやだいこんの葉など、多くの食品に含まれるβ-カロテンは、調理法にもあまり困らず、摂取出来そうです。

 

β(ベータ)カロテン・サプリメントの選び方や基準

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サプリメントからβ-カロテンを補う際は、一粒のβ-カロテン含有量に注目するといいでしょう。

食品からの摂取では1日、1800ugが理想とされます。

サプリからの摂取でこの摂取量を満たすのは危険です。

食品で補いながら、足りない分をサプリで摂取、基本ですよね?

 

β(ベータ)カロテンの摂り方や摂取量は?

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繰り返しになりますが、一日の理想摂取量は1800ug。

食品をみて分かるように、火を通して口にする食品がほとんどですが、β-カロテンを含む緑黄色野菜は熱に強い成分、油で調理しても効率よく摂取できます。

 

β(ベータ)カロテンの副作用について

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最後になりますが、β-カロテン摂取から起こりうる副作用についてお話します。

β-カロテンの過剰摂取から、柑皮症という血中のカロテノイド濃度が上昇するという傾向があるようです。

これは摂取を止めると収まるということですが、過剰摂取は控えましょう。

そして、妊婦に対するβ-カロテンの高用量投与。

先天性欠損症のリスク増加との関連は認められていませんが、β-カロテンサプリメントの妊婦および、授乳における高用量投与の安全性については、まだ研究が徹底されていません。

担当の医師との相談が必要になります。

しかし実際に1日の理想摂取量、1800ugの摂取で副作用はありません。

 

β(ベータ)カロテンの効果・効能や摂取量や副作用の心配はないの?のまとめ

どの食品も、成分も同じ、適正な量の摂取で様々な効果ももたらし、健康を維持させます。

今回のβ-カロテンも同様。

適正な量の摂取から効果を得、そしてバランスの良い食生活を送りましょう。

 


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